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2018-12-04

EdTech(エドテック)とは何か?読み方は?サービスやベンチャー、スタートアップを紹介!

EdTech(エドテック)とは何か?

EdTechとは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた造語です。

Technologyの力で教育環境が変わっていく動き・トレンドを指します。

IT技術がまだ浸透していない領域で活用を進めていくことの総称として「X-Tech」という言葉があります。

Technologyの導入によって市場環境が大きく変化し、様々なチャンスが生まれるため、「X-Tech」は、ビジネスにおいて大きな注目を集めています。

EdtechはこのX-Techのひとつです。ほかに、FinTech(金融×Technology)やAdTech(広告×Technology)、HRTech(人材×Technology)といった領域があります。

教育・学習領域では、学校や塾など教育を実際に提供する現場で活用されるアプリ・サービスや、自宅や外出先などいつでもどこでも受講できるオンライン学習の配信サービスなどでテクノロジーが導入されています。

また、学習するためのものだけではなく、教師・教員や塾の講師が生徒の学習状況を把握・管理するツールなどにもIT技術が導入されています。

EdTechの読み方は?エドテック?エドテク?EduTech(エデュテク)は別物?

EdTechの読み方に決まりはありません。

「エドテック」、「エドテク」と読まれます。また、EduTech「エデュテク、エデュテック」と呼ぶ方もいらっしゃいますが意味に違いはありません。

EdTechとeラーニングの違いは?

EdTechとeラーニングに明確な違いはありません。

そもそもeラーニングとは、  インターネットやデジタルメディアを利用して学生の教育や社員の研修を行うサービスを指します。eラーニングには当然IT技術が活用されており、EdTech と言われる領域と重複します。

いつでもどこでも講義が受けられる、講師による教育の質の差が出ないなどメリットが多数あることも共通です。

eラーニングはPCやCDROMなどのメディアが広まり始めた際に使われていた言葉で、EdTechはブロードバンドに加えスマートデバイスの浸透を前提としていることもいえるかもしれません。

また、以前はソフトウェア開発には多額のお金と工数が必要でしたが、近年ではそうしたコストも安くなっています。

クラウドなどの技術も普及し、初期のeラーニングでイメージされていたものが時代にそぐわなくなったというのが背景と言えるかもしれません。※当然、eラーニングのサービスもこうした技術の普及によって低コストでの導入が可能になっています。

技術によって、学習・教育環境を良くするという本質的なサービスの価値は変わりませんが、時代背景やタイミングによって呼び方が異なっていると理解すればよいでしょう。

EdTech関連のサービスを提供しているベンチャーやスタートアップは?

スタディプラス株式会社

スタディプラス株式会社は、「学ぶ喜びをすべての人へ」という経営理念を掲げ2010年5月に設立されました。

勉強の習慣化を目的とした、学習記録の可視化と学生同士のSNS機能を搭載した学習管理アプリ「Studyplus」を提供しています。

また、その学習状況を講師側が閲覧し、コミュニケーションができる「Studyplus for School」など、Studyplusで得た生徒のデータを活用したサービスの提供も行っています。

アルクテラス株式会社

アルクテラス株式会社は、学習内容を生徒間で共有できるアプリケーション「Clear」を中心に事業を展開している企業です。

他の生徒と学習状況を共有することでモチベーション低下を防ぐことに役立っています。

また、「Clear」を応用し、教員間で指導方法に関するノウハウや教師が独自で作成したプリントなどを共有できる「ClearS」というアプリの提供も行っています。

生徒の成績向上のみでなく、教える側の業務負担削減を目的にしたサービスの開発にも注力しています。

appArray株式会社

appAray株式会社は、音声認識・会話AIなどの技術を活かしたAI英会話SpeakBuddyを開発しているスタートアップ企業です。

同社は2013年に設立され、年々利用者数が増加しており累計利用時間100時間を超えるヘビーユーザーを多数獲得するなど現在急成長している企業です。

言語習得に必要となるスピーキングの時間を増やすため、対人でなくAIが会話相手となる言語学習サービスの提供をしています。

また、優れたEdTechのスタートアップ企業を表彰する世界最大のコンペティション「The Global EdTech Startup Awards」の日本予選において、「AI賞」を受賞しています。

株式会社COMPASS

株式会社COMPASSは、人工知能型タブレット教材を開発している企業です。

「Qubena(キュビナ)」という教材名で、人工知能が子供の得意不得意を分析し、一人ひとりに合わせて問題を抽出します。小学生の算数と中学生の数学に対応しています。

実際のノートと同じようにペンを使ってタブレットに記入したり、コンパスや定規などを回答する際に使うといった工夫がされています。

1学期分を2週間で学習を修了させることができ、自分の学年よりも上の学年の勉強ができるようになっています。

atamaplus株式会社

atamaplus株式会社は、中高生向けの生徒一人ひとりの得意不得意から集中状態までをAIが分析し教材を提供する「atama+」を開発しています。

AIが一人ひとりの理解度・学習履歴・ミスの傾向・その日の集中度に合わせて、その生徒専用にカリキュラムの策定を行います。

また、生徒の学習状況をリアルタイムで解析し、講師のタブレット端末に送信します。

それに加えて、AIがどのタイミングでどのように生徒に声をかけたら効果的なのかを講師に教えてくれるといった機能も搭載しています。

株式会社サイトビジット

株式会社サイトビジットは、司法試験や公認会計士などの難関資格試験の学習サイト「資格スクエア」を運営している会社です。

合格者・脳科学・学生のデータを「資格スクエアクラウド」で管理し、学習効率を最適化した学習システムの提供を行っています。

ITによる学習効率化に投資を行い、価格を抑えた質の高い学習を提供しています。

スマートフォンで、いつでもどこでも何回でも講義が視聴できます。独学かつ最短での学習で資格合格へ導いています。

株式会社すららネット

株式会社すららネットは、ゲーミフィケーションを応用した対話型アニメーション教材「すらら」を開発している企業です。

すららは、2012年にeラーニングアワードフォーラムにて、「日本e-Learning大賞文部科学大臣賞」を受賞しています。同サービスは、生徒に合わせた教材コンテンツの提供や学習状況の管理を行っています。

2017年には東京証券取引所マザーズ市場に上場しています。

キャラクターによる対話型のレクチャーで理解を深めることもできます。科目ごとに別のキャラクターが登場し、参加型の事業
を展開しています。

このような強みを生かし、すららは学校や塾への導入が年々進んでいます。

株式会社Schoo(スクー)

株式会社Schooは、ビジネススキルや働き方に関する知識、経済動向などの生放送授業が視聴できるサービス「Schoo」を提供する企業です。

チャット機能を使って授業中に直接質問したり、オンライン上の受講生同士で会話することができます。

また、そういったいつでもどこでも受講できる特徴を生かし、新卒研修やマネージャー育成、エンジニア・デザイナー育成に向けた定額研修サービスを企業に提供しています。

株式会社Digika(デヂカ)

株式会社Digika(デヂカ)は、そろばんの仕組みをiPadで応用した新しい学習法「そろタッチ」を開発し提供している企業です。

これは、数を珠の形でとらえ頭の中で変換する「イメージ暗算」の取得を目的とした学習方法です。

ゲームやランキング機能を搭載することで、子供の学習の習慣化を可能にしています。

また、同社は大学からコンサルタントを招き、同社がもつ学習履歴データを解析し研究を進めていくことにも注力しています。

EdTech関連のサービスを提供している大手企業は?

スタディサプリシリーズ(リクルートマーケティングパートナーズ)

スタディサプリは、リクルートホールディングスの子会社であるリクルートマーケティングパートナーズが提供するオンライン学習サービスです。

同社は小中高生を対象に、有名予備校出身講師の講義動画を月額980円という低価格で提供しています。

5教科18科目の4万本以上の動画を何度でも繰り返し視聴できます。

また、定期テスト対策・受験対策・未来の教育講座など生徒それぞれの学習目的に合わせて受講できるよう様々なコースが用意されています。

他に英語対策サービスなども提供しています。

進研ゼミシリーズ(ベネッセコーポレーション)

ベネッセの進研ゼミシリーズは、0~18歳の子供を対象に年齢に応じた教材を継続的に提供する通信教育サービスです。

就学前の児童には「こどもちゃれんじ」という商品名で提供しています。

子供がそれぞれに抱える苦手分野を把握するための定期的な診断や、約2万件の定期テストを分析し作成したテスト対策教材の提供を強みにしています。また、24時間質問ができるWebページの運営や、進路専門アドバイザーへの電話相談サービスの提供といったサポート体制を構築しています。各種デバイスを利用した英語の4技能学習サービスなども提供しています。

Asteria(増進会出版社)

増進会出版社は、英語力・数学力・課題解決力が習得できる無学年制カリキュラムの通信講座「Asteria」を提供しています。

iPadを使用して、同社がこれからの社会で必要とされると考えている上記の3つの力を生徒は学ぶことができます。

また、無学年制カリキュラムのため、生徒は学習を止めることなく達成度に合わせて次々に進めることができ、いつでも添削指導が受けられます。

AIは、生徒が問題を解くごとに理解できていない原因を分析し、一人ひとりにあった類題を提示したり映像講義を表示したりと、リアルタイムで最適な次の課題を提示します。

スマイルゼミ(ジャストシステム)

スマイルゼミは、ジャストシステムが提供するタブレットで学ぶ通信教育サービスです。

2018年11月20日に小中学生コースに加え幼児コースの提供を開始しました。

同社が独自に開発した端末には、Webサイトの閲覧・アプリのインストールができない、30分経過したことを生徒に伝える機能などの工夫を搭載しています。

また、ゲーム形式の教材や保護者とのコミュニケーションツールなど、子供が学習を継続しやすくなる工夫がされています。

グロービス学び放題(グロービス)

グロービスは、月額1980円からビジネススキルをスマホで学ぶことができる動画配信サービス「グロービス学び放題」を提供しています。

同社は、経営大学院を運営しており、そこで培ってきた学習メソッドを取り入れたコース設計を行っています。

ビジネスに必要なスキルが9つのコースに分類されており受講目的に合わせて、1動画3分という短時間で手軽に学んでいくことができます。

gacco(株式会社ドコモgacco)

NTTドコモのeラーニングを提供するグループ企業ドコモgaccoは、大学教授による講義を誰でも無料で受講できるWebサービス「gacco」を提供しています。

gaccoでは、オンライン講座と対面授業を組み合わせた「対面学習コース」の提供をしています。

講義の視聴を終えた後、対面授業において講師や受講者同士の議論を通じて発展的な内容を学ぶことができます。レポート課題やクイズの回答を提出する講義もあり、それらの所定の基準を満たすと修了証が発行されます。

Classi(ソフトバンクとベネッセの合弁会社)

Classiは、ソフトバンクとベネッセホールディングスが共同で設立した、先生・生徒・保護者をサポートするサービスを提供する合弁会社です。

クラスや部活などへの連絡、普段の授業、先生と生徒の面談、生徒個人での自習などといった場面でClassiはサポートを行っています。

具体的には、先生は、生徒の学習状況管理、クラスや部活単位での生徒・保護者間に対する連絡を行うことができます。

生徒は、ベネッセが作成したWebテストを受験でき、そのテストや授業の復習が約9000本の動画を使って学習することができます。

RakutenSuperEnglish(楽天)

Rakuten Super Englishは、楽天が2017年4月に提供開始した新しい学習スタイルを提案する総合英語学習サービスです。

Lingvist社が提供する外国語学習ソフト「Lingvist」とReDucateが運営する英語学習アプリ「まなみ~」を提供しています。

これから英語化を進める企業や、従業員・生徒等の英語力向上を図りたい各種団体に向けて、学習方法や仕組みの提案・提供を行っています。

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