2025-01-20 2025-01-28
異業種での経験を生かして、通信制高校の教員として活躍
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今回は、学校法人三幸学園が運営する広域通信制高校「飛鳥未来きずな高等学校」で、教員を務める方にインタビューを実施しました。
教育業界での転職をご検討中の方や、学校法人三幸学園の業務についてご興味のある方はぜひ本記事をお読みください。
本記事で紹介した企業の求人情報
学校法人三幸学園|Education Career
この記事の監修者
Education Career 編集部
教育業界専門の転職エージェント「Education Career」の編集部です。年間で数百名の教育業界出身者の転職やキャリアの支援を行う転職エージェントとして、教育業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次
スポーツショップ店員から専門学校・通信制高校教員へ転職
—はじめに自己紹介をお願いします。
飛鳥未来きずな高等学校立川キャンパスの小山と申します。
大学卒業後はスポーツショップで4年間、正社員として働いていました。その後、ご縁があって2020年に三幸学園に中途入社いたしました。
入社後は東京リゾート&スポーツ専門学校で4年ほど勤務しましたが、今年度から人事異動で飛鳥未来きずな高等学校立川キャンパスに勤めています。
—通信制高校と全日制の高校との違いはどこにあるのでしょうか。
生徒が自由に通い方を選択できるのが、通信制高校の大きな特徴だと思います。
また、学ぶ授業や学校行事なども自分で何を行うかを選択して進める点も、一般の高校とは異なる点です。
—卒業すれば卒業証書をもらえたり、高校卒業資格が認定されるのは変わらないのでしょうか。
はい。本校では、授業の出席とレポート提出ができていれば試験が受けられます。試験で合格点が取れれば単位も取得できます。
—この10年ほどで通信制高校の話を聞く機会が増えたように思います。生徒の数も増えていると思いますが、どういった背景があるのでしょうか。
本校に限らず、全国的に通信制高校に通っている生徒の数は増えていると認識しています。
コロナ禍をはじめ様々な影響を受けて、毎日学校に通うことが難しい生徒や不安を抱える生徒が増えていることが、通信制高校を選ぶ生徒が増えている要因ではないでしょうか。
—以前は全日制に通えない事情がある生徒が通うようなネガティブなイメージもありましたが、最近はポジティブなイメージに変わっているようですね。
おっしゃる通りです。
自ら通信制高校を選んで入学する生徒がとても多い印象があります。
—立川キャンパスには何名の学生がいるのでしょうか。
500人から600人ほど通っています。
—さらに定員が増えるとお聞きしました。
はい。予定では1,000人を超える見込みです。
—1校でそれだけの人数になるということは、社会的にもニーズの高まりを感じますね。
登校し対人コミュニケーション経験も積めるのが特色
—飛鳥未来きずな高等学校の特色を教えてください。
さまざまな通信制高校がありますが、本校は校舎に通学するのが基本的なスタイルです。
従来の通信制高校には自宅で一人で学習を進めていくイメージがあったかと思いますが、本校は登校して友人や教員と楽しみながら3年間を過ごすのが特徴です。
—どのような生徒が通っているのでしょうか。
様々な生徒がいますが、一番多いのは学校生活や体調に不安を抱えている子たちです。
また自分の夢や目標に向けて時間を使いたい子たちもたくさんいます。
画一的ではなく、本当に様々な思いを持った生徒が入学してきてくれますよ。
—飛鳥未来高等学校や飛鳥未来きぼう高等学校といった姉妹校もありますが、飛鳥未来きずな高等学校との違いはあるのですか?
本校の所在地が違うのが大きな違いですが、姉妹校によって通い方のスタイルや実施する学校行事にも若干差があります。
スポーツ業界の魅力を次の世代に伝えたいと思い転職を決意
—小山さんはもともと教育にまったく関連のない業界で働いてらっしゃったんですよね。
はい、スポーツ業界でした。
—大学は何学部だったのですか?
体育学部でした。体育の教員免許は大学4年間で取得しています。
—就職時に教員を選ばなかったのはなぜでしょうか。
実は就職したスポーツ業界で学生のころからアルバイトをしていたんです。
社員にならないかと声をかけていただいた縁もあり、教員もかなり迷ってはいたのですが、新卒ではスポーツ業界に入社を決めました。
—転職のきっかけをおしえてください。
キャリアアップを考えたことも一つの理由ですが、社会人としての楽しさや、スポーツ業界で感じた魅力を次の世代に伝えていけるような場で仕事がしたいと感じていたことが、転職の理由です。
過去には教員を目指していたこともありましたし、であれば教育機関にと決断をしました。
—三幸学園はどこで知ったのですか?
転職エージェントに教育業界を志望している旨を相談した際、いくつか紹介を受けたうちのひとつが三幸学園でした。
—紹介される前からご存知でしたか?
いえ、正直知りませんでした。
—他の企業も並行して選考を受けましたか。
はい。同じく教育業界の企業を受けていましたが、さまざまな企業情報を調べるうちに三幸学園が第一志望になっていきました。
そのため、ご紹介いただいてすぐ応募しましたね。
—一口に学校勤務といっても教員や学校職員、また適性に合わせて決めるようなポジションなど様々な採用がありますが、小山さんが応募したのはどのようなポジションでしたか?
私が応募したのは学校運営の総合職だったので、常勤の講師だけでなく広報から教務まで学校運営に広く携わるポジションですね。
—はじめから教員を志望したわけではなかったのですね。
おっしゃる通りです。
三幸学園グループ全体で多様な分野にチャレンジできる
—応募の時点で第一志望だったとのことですが、三幸学園のどこに魅力を感じましたか?
三幸学園は多岐にわたる分野の教育に携わっているため、多くのことにチャレンジでき、自分も成長できる環境が整っていると感じました。
—最初に配属された東京リゾート&スポーツ専門学校は、小山さんが希望して配属されたのですか?
いえ、前職がスポーツ業界だったので東京リゾート&スポーツ専門学校だったらいいなとは思っていましたが、私から希望したわけではありません。
ですから本当にたまたま願いが叶っただけですね。
—東京リゾート&スポーツ専門学校の運営というと、具体的にどのような業務を行うのでしょうか。
東京リゾート&スポーツ専門学校はスポーツ業界での就職を志す学生が入学してきます。
2年ないし3年の間にスポーツ業界の魅力を伝え、就職を決め、卒業させることが大きな使命です。
—授業は別に講師の方がいるのですね。
私自身、スポーツ業界出身だったこともあり、販売に関する授業も担当していました。
—運営職の方は必ず教務を行うのではなく、小山さんがたまたま経験者だったからですか?
おっしゃる通りです。経験を活かして授業のコマを任されました。
飛鳥未来きずな高等学校での業務
—飛鳥未来きずな高等学校ではどのような業務を担当しているのでしょうか。
やはり高校ですから、専門学校での業務とはガラッと変わりました。
まずはクラス運営業務として、2クラスの運営を担当しています。
また授業内容は専門科目ではなく、保健体育と学校設定科目の「健康スポーツ」を担当しています。
その他、進路担当として企業や進学先の学校と打ち合わせを行ったり、様々な学校行事の準備を進めたりといった業務も行います。
—2クラスも運営されているんですね。1クラスの生徒は何名ほどでしょうか。
だいたい20名~30名くらいです。
—全日制高校のクラス担任とは違う部分がありますか?
そうですね、すべての生徒が毎日登校するわけではなく、生徒が選んだ通学スタイルによって集まる機会が異なります。
週に1回集まるクラスもあれば、月に1度しか集まらないクラスもありますから、単純に複数クラスを担当しているからといってすごく大変なわけではありません。
—「学校設定科目」とはどのような授業なのでしょうか。
三幸学園グループには専門学校が多く、高校生のうちから専門学校で学ぶ業界を知る授業を受けられるんです。
たとえば東京リゾート&スポーツ専門学校ではスポーツ業界の魅力を伝える授業がありました。
一方、飛鳥未来きずな高等学校の「健康スポーツ」の授業では、スポーツ業界に関するキャリアや進路を高校生のうちから考えることができます。
こういった展開ができるのは、多数の専門学校を運営している当学園ならではの特徴ではないかなと思います。
クラス運営、行事準備、進路担当など業務は多岐にわたる
—1日の業務の流れを教えてください。
8時45分から朝礼が始まるため、8時半までには出勤します。
生徒は10時から授業開始ですので、朝礼後は授業の準備をします。午前中は授業で終わることが多いですね。
午後は空いている時間に企業や進学先の方々とミーティングをしたり、行事の準備を進めています。
退勤時刻の定時は17時45分です。終礼を行い、業務整理をし、遅くとも19時ぐらいまでには退勤するようにしています。
—学校行事が多いとうかがっているのですが、年間通じてどのようなイベントがあるのでしょうか。
キャンパスによって状況が異なります。立川キャンパスでは1年通じて毎月1度は行事があるのですが、6月に実施する「三幸フェスティバル」という姉妹校合同の体育祭が大きな行事ですね。
—合同で実施するんですね。
そうなんです。
あとは、立川キャンパスでは11月に文化祭が行われましたし、年明け2月には「ハートグローバル」という海外の方と一緒にステージを作り上げるイベントがあります。
この3つが年間の主な行事です。
—姉妹校合同といったらかなりの人数になりますよね。
数千人規模になりますね。
—すごいですね。場所はどこで開催するのですか?
今年は代々木体育館で、リハーサルを含めて2日間貸切って実施しました。
—かなり大変そうですが、とてもよい思い出になりそうです。
やはり感動します。これも三幸学園の規模があってこそできることだなと思います。
—毎年異なる行事もあるのですか?
あります。1年間の反省などのフィードバックを含め、教員同士話し合って毎年よりよい行事を作り上げています。
休日は年間120日以上、しっかり休みが取れる環境
—休日はどうなっていますか?
週によってオープンキャンパスが開催されている土日は出勤しますが、その代わり授業のない平日に休みが取れます。またオープンキャンパスがない週は土日が休日です。
年間通して休日は120日以上確保されているので、土日祝日がカレンダー通りに休める企業と変わらないくらいには休めます。
—小山さんは前職が販売職ですが、今と比べて休日は少なかったですか?
少なかったですね。土日は基本的に出勤ですし、長期休みもありませんでした。
—販売職から転職したら、休日が増える方は多そうですね。
多いと思います。
特に長期休みなんて、1年目はどう過ごしていいか分からないくらいでした(笑)。
教務未経験でも研修を通じて不安なく業務に臨める
—実務未経験で教員になることに不安はありませんでしたか?
かなり不安はありました。
スポーツ業界にいたとはいえ、生徒の前に立って授業をする経験は大学時代の教育実習で終わっていましたからね。
しかし三幸学園は教員を務めるためのOJT研修が非常にしっかり行われるので、初年度から指導の先輩が常にそばにおり、授業のコツや業務の進め方を教えてくださったので、経験のなさからくる不安はすぐに解消されました。
部門や人にもよりますが、1~2年ほどは指導教員がしっかり指導してくれます。
—未経験の方でも安心して業務ができると。
まったく問題ないと思います。
—未経験で多くの方が入社し、しかも第一線で活躍されている事実も安心感がありますね。
三幸学園グループの評価制度
—飛鳥未来きずな高等学校の職員の、年齢層や男女比、メンバーの雰囲気などを教えてください。
全体的に若いメンバーが多く、わきあいあいとした非常に明るい雰囲気があります。
教員同士の仲もよく、休みの日に一緒に食事へでかけたり、スポーツ観戦をしたりとコミュニケーションを密にとっています。
—評価制度やキャリアパスなどはどのような設計でしょうか。
まず評価制度は「成果評価」と「行動評価」の2つに分かれています。
年に数回責任者と面談をする機会があり、自分の課題や部門の目標に対して現在地がどうか確認される機会が設けられています。
自分が出した成果はしっかり評価されるため、できたことは自信につながりますし、できなかった部分は課題が明らかになり、成長につながります。
キャリアパスの面では「キャリアチャレンジ制度」といって、やってみたい分野やポジションへの希望を出せる制度があります。
必ずしも希望が通るわけではありませんが、いつでも意思が表明できるよい制度です。
—様々な専門領域や、中学から大学までの教育機関がグループ内にありますし、希望を出す機会が設けられているのは大きなことですね。
三幸学園の教員に向いている人物像・業務のやりがい
—小山さんから見て、三幸学園の教員に向いているのはどのような方だと思いますか?
三幸学園は多くのことにチャレンジできる環境が整っているので、自分の考えや挑戦したいという思いのある方には非常に向いているのではないかと思います。
また、様々な学生と関わる機会が多いため、自分の成長だけでなく、生徒の成長を第一に考えられる方に合っているのではないでしょうか。
—三幸学園に勤めてきて感じるやりがいはどのようなことでしょうか。
たくさんありますね。様々な思いを抱える生徒たちに、本校を選んでもらえることがまず非常にありがたいことだと感じます。
単に2年ないし3年が経ったから卒業するのではなく、しっかり自信をつけてたくましい姿になって卒業を迎える生徒を見ることに一番やりがいを感じますし、嬉しい瞬間ですね。
—最後に教育業界での転職を目指す方にメッセージをお願いします。
三幸学園は様々な分野に挑戦できる環境が整っています。
皆さんと一緒に、熱い思いを持って働けることを楽しみにしています。
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この記事の監修者
Education Career 編集部
教育業界専門の転職エージェント「Education Career」の編集部です。年間で数百名の教育業界出身者の転職やキャリアの支援を行う転職エージェントとして、教育業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
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