2019-09-26 2020-07-09
自分にあった教える仕事の見つけ方!仕事の一覧、分類方法や考え方を徹底解説!
「何か教える仕事をしてみたいけど、自分にはできるものがあるのだろうか」「教員免許は持っていないけど教える仕事をしてみたい」というように考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一口に教える仕事といっても、学校の教員から様々なスクールの講師、インストラクターなど多種多様です。
この記事では、自分にあった教える仕事を見つけるヒントを得るために、どのように教える仕事を分類すればよいのか、どのように考えるのが良いのかを解説しています。
最後まで読んで頂くと、自分にあった教える仕事を見つけるヒントを得ることができます。
さらに弊社は、教育業界専門の転職エージェントを運営していますので、教える仕事へ就きたいという要望があれば、支援をさせて頂くことも可能です。
目次
教える仕事の分類の仕方
教える仕事というと、多くの方がイメージするのが学校の教員・先生ではないでしょうか。
しかし、学校の教員・先生以外にも多くの教える仕事が存在しています。
あまりにも多くの教える仕事があるため、どのように自分にあったものを探すのが良いか困ることもあるかもしれません。
そうした場合に役立つのが以下の3つの視点です。
- 誰に教えるのか?
- 何を教えるのか?
- どこで教えるのか?
この視点で考えると教える仕事を絞り込むことができます。それぞれの視点の解説を行います。
▶英語を使う仕事の分類一覧!英語を使う仕事に就きたいなら見ておくべき基礎知識
「誰に教えるか」はまず年齢、その後に属性を考えると良い
比較的想像しやすいのが「誰に教えるのか」という視点です。
同じ教える仕事でも、小学生に教えるのか、社会人に教えるのかで、仕事内容や教える内容のレベルは大きく異なります。
まず、年齢で考え、どの世代に対しての教える仕事をイメージすると良いでしょう。
さらにその後で、世代や年齢の中でもどういった対象に興味があるのかを考えていくとよいでしょう。
中高生の学習塾であれば、偏差値や受験目的などでも分けられます。
細かく分類したほうがよいこともあるでしょうし、大きく「小学生」「高校生」といった捉え方をすることもできます。
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「何を教えるのか」は自分の専門性やスキルが活きる分野を
続いて、「何を教えるのか」という視点です。
これは最もシンプルで、自分の専門性やスキルが提供できる分野とイコールになるでしょう。
小中学生の学習に関連するものであれば、一定水準の学力があればできる可能性も高いですが、
- スポーツ
- 芸術
- IT
- 語学
などの分野は未経験から教える仕事に就くことはほとんど考えられません。
自分の専門性やスキルが活きる分野、かつ教えたいと思う内容を考えるとよいでしょう。
▶子どもに英語を教える英語インストラクター・児童英語講師になるには?
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「どこで教えるのか」は、教え方に大きく関わる
3つ目の「どこで教えるのか」という視点は、「どのように教えるか」といってもいいかもしれません。
小中学校などの義務教育の現場、高校、大学、専門学校など、学校によっても大きく教え方やスタンスは大きく異なります。
また同じ高等学校でも、偏差値や私立か公立か、首都圏か地方かなども大きく影響するでしょう。
さらに最近では、物理的な教室やスクールを持たずオンラインで教える仕事もあります。オンラインの場合物理的な制約をうけずに自由に働ける可能性があります。
3つの視点の例
先述した、
- 誰に教えるのか?
- 何を教えるのか?
- どこで教えるのか?
という3つの視点をまとめたものが上記の表です。あくまで一例ですが上記のように誰に対して、何を、どこで提供する仕事に関心があるのかと考えるのは、非常に有益です。
「何を」にはこだわりたいが、「どこで」にはこだわりはないといった、それぞれの視点で大事にしたい度合いが異なることも有りえます。
代表的な教える仕事
3つの視点で教える仕事の分類の仕事をまとめてきましたが、ここでは、実際に教える仕事にはどんなものがあるのかをまとめます。
誰に教えるのか?という視点で一覧化しています。
幼児~未就学児
幼児~未就学児向けの教える仕事です。この年代では、専門的というよりは、あくまで基礎的なものを教えることになるでしょう。
特定の分野というよりは生活するための教育、成長を支援するという観点が重要になります。
保育士
保育士は、保育所や児童福祉施設において子供の保育を行います。教える仕事というよりは、良い生活リズムを保つためのサポートを行うことが中心です。保育士になるには保育士の国家資格を取得することが必要です。
幼稚園の教諭・先生
幼稚園の教諭は、幼児期の子供の成長をサポートするのが仕事です。
子供のお世話やカリュキュラムに沿った指導、昼食のサポート、各種行事などの仕事を行います。幼稚園の教諭になるには免許状の取得が必要です。
保育園よりも短い時間子供を預かることが一般的です。
各種習い事の講師・インストラクター(英語・スポーツ等)
保育士や幼稚園以外では、習い事の講師やインストラクター、先生が挙げられます。
英語や水泳、体操などがよくみられます。教えるものの専門性を高めるというよりは、そういった学習を通じて人間的な成長を目的とすることが多いともいえます。
求人によって要件は異なりますが、特殊な資格を求められることは少なく、教えられそうな知識・経験と、子供と円滑なコミュニケーションができるかどうかが求められます。
小中高生
小中高生は、年代によって異なるものの、いわゆる「勉強」の比率が高まります。
受験向け、定期テスト向け、日常学習向けなどレベルによって求められるスタンスやスキルは大きく異るでしょう。
学校の教員・教師
公立や私立、常勤・非常勤という違いはありますが、学校で勤務する教員・教師は教える仕事の最も代表的なものと言えるでしょう。
学校の教員になるためには教員免許を取得する必要があります。
塾講師
学習塾の講師も教える仕事でイメージされる方は多いのではないでしょうか。
学校の先生は生活面の指導も行いますが、塾の講師は成績・学力の向上にフォーカスしていることが多いです。
受験や定期テストなど目標に向けた対策などを行います。教員免許は必須ではありませんが、学力の証明のため、受験経験や学校名、学歴などが問われることがあります。
家庭教師
家庭教師は、教師が生徒の家に訪問しその場で指導を行います。学習塾は複数の生徒を集めて授業を行いますが、家庭教師は基本的には1対1で指導を行います。
近年では訪問するスタイルではなく、テレビ電話・ビデオ通話等を活用したオンラインでの家庭教師提供サービスも増えています。
塾講師と同様に教員免許は必須ではありませんが、学力の証明のため、受験経験や学校名、学歴などが問われることがあります。
各種スクールの講師(英語・スポーツ・楽器などなど)
小中高生向けの各種スクールの講師・インストラクターです。習い事をさせる家庭も多く、教室やオンラインで指導を行います。
英語や最近ではプログラミング学習のスクールも人気が増しています。資格を必要とすることはありませんが、該当分野の専門性は求められます。
社会人
社会人に教える仕事は、教える内容に関しての専門性が最も求められるといってよいでしょう。
教わる側のレベルが高いことも多く、それに応えられるだけの専門性・スキルが求められます。
各種スクールの講師(英語・スポーツ・ITなどなど)
代表的なのは、英語を身に着けたい、プログラミングを身に着けたいといった自己投資するビジネスパーソンに対して、指導をする仕事です。
他に料理やヨガ、スポーツなど直接仕事には関連しない内容を教える仕事もあります。資格が必要なものもあれば、資格が存在しないものもあります。
研修・セミナー講師
個人だけではなく、法人から依頼を受けて行うことも多い仕事です。
新入社員、管理職、中堅社員向けなど仕事に必要な内容の研修を講師として受け持つ仕事です。その分野での高い専門性が求められます。
教える仕事は多種多様!誰に、何を、どこで、軸にすると考えやすい
上記で例示した仕事はあくまで一例で、教える仕事は他にも多くあります。
すべての選択肢を網羅的に検討することは難しいので、この記事では、教える仕事の分類方法をまとめてきました。
繰り返しになりますが、
- 誰に教えるのか?
- 何を教えるのか?
- どこで教えるのか?
を軸に考えると自分が希望する仕事を見つけるヒントになるでしょう。
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