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2019-07-02

子どもに英語を教える英語インストラクター・児童英語講師になるには?

学習指導要領の改訂により、小学校でも英語の授業が実施されます。実際の教育現場では、英語を教えられる指導者が不足している現状もあります。

こういった背景があり、英語インストラクターは近年ますます注目される職種です。

この記事では、こどもに英語を教える「英語インストラクター」「児童英語講師」について説明しています。

仕事内容や活躍の場所、必要な資格とその概要、おおよその給与などを紹介します。

子どもが好きで、子どもに教える仕事に就きたい方や、英語を使った仕事に興味がある方は、是非読んでみてください。

英語インストラクター・児童英語講師とは

英語インストラクター・児童英語講師とは、幼児から小学生(0~12歳)までの児童に対して英語を教える仕事です。

小学校の授業で英語が必修化され、ますます英語の指導ができる人材へのニーズが高まっています。

幼稚園児や小学生に対しての英語指導は中学生以上の学生に対する英語指導とは異なります。

身体や音を使いながら子どもが楽しんで英語に触れられるレッスンを考えることや、英語の背景にある文化なども伝え、子どもの中に異文化理解の心を育てることが英語インストラクター・児童英語講師の役割です。

英語インストラクター・児童英語講師の活躍の場所

英語スクール・教室

英語インストラクター・児童英語講師の最も一般的な活躍の場所として、民間の英会話スクール、英語教室などが挙げられます。

英語教育の早期化とともに多くの民間教育団体で英語の講座が開講されており、児童英語ビジネスはますます拡大していくことが予想されます。

勤務・雇用形態はさまざまで、正社員としてフルタイムで働くことも、パートとして働くこともできます。

安定した収入を得ることができ、困ったときには仲間の講師や先輩後輩に相談できるというメリットがあります。

一方で、スクールのイベント準備や教室運営といった仕事も頼まれ残業することや、レッスン以外の準備の時間は報酬対象にならないことがあります。

小学校などの教育機関

2011年度より、小学校5・6年生で「外国語活動」が必修化され、2020年度からは小学校5・6年生で「外国語」が教科に、3・4年生で「外国語活動」が必修となります。

しかし、小学校の先生の大半は英語を教える資格を持っておらず、英語指導への不安を感じています。

そのため、小学生に英語を指導する技能を持ち合わせている人材が求められています。

雇用形態は自治体によって異なり、学校ごとの採用の場合もあれば、県や市で採用され、地域の複数の学校に教えに行く場合もあります。

幼稚園・保育園

小学校での英語必修化にともない、幼稚園・保育園でも英語教育に取り組むところが増えています。

幼稚園・保育園で行われる英語教育とは、歌やダンスから始まり、最終的には英語でのコミュニケーションを取る機会が設けられます。

このように英語教育に取り組む幼稚園・保育園が増えている中で、幼稚園の教師や保育士は英語指導への不安を感じていることが多く、英語を指導するスキルを持ち合わせている人材が求められています。

近年は全国で広がっている「プリスクール」という施設に勤める英語インストラクターもいるようです。

プリスクールとは、園内での生活を基本的に英語で行う認可外保育施設を指します。

ここで勤める場合はネイティブ講師のアシスタントとして働くことが多く、園児の状態を適切に把握しフォローすることが求められます。

幼稚園や保育園で勤務する場合には、英語の指導だけでなく幼児の保育スキルも同時に求められる場合が多いため、保育士資格や幼稚園教諭免許を持つ英語インストラクターが活躍しています。

教室を独立開業する道も

上記では会社や学校などに所属して働く形を紹介しましたが、英語インストラクターの知識を生かして自ら英会話教室を開く方法もあります。

自ら英会話教室を開く場合、英会話教室を展開する企業の加盟店として開業する「フランチャイズ」と、「自営の教室」の2つの選択肢があります。

「フランチャイズ」の場合には教材やカリキュラムがあらかじめ用意されており、その内容も研修で学ぶことができます。

指導経験が無い場合や、カリキュラムやレッスンプラン、教材などを1から準備する自信がない人にはおすすめです。また、開講に関する様々な手続きや募集・宣伝も全面的にサポートしてもらえます。

「自営の教室」の場合は、より自由度の高いオリジナルのカリキュラムや教材を用意することができます。「自分なりの教え方をしたい」「この教材を使って教えたい」などといったこだわりがある人におすすめです。

自営の教室には決まりや拘束が全くないため、自分のペースでスケジュールやレッスン時間を決めることができます。

▶英語を使う仕事の分類一覧!英語を使う仕事に就きたいなら見ておくべき基礎知識

英語インストラクター・児童英語講師になるには

英語インストラクター・児童英語講師になるためには、特に必要な資格はなく、未経験者でも仕事を行うことができます。

ただ、英語力を証明する資格や、児童英語インストラクター資格、小学校指導英語資格等を取得しておくことで、活躍の場をさらに広げることができます。

児童英語インストラクター資格について

児童英語インストラクターとは、子どもに英語を教えるための基礎知識やレッスンを行うための基礎知識を備えていることを証明する資格です。

一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)によって創設されました。

全国の小学校の英語講師として、英語教室で児童英語講師としての仕事を考えている人に推奨されている資格です。

試験内容

技能審査の対象

幼児英語教育に関する基礎知識、小学校英語教育に関する基礎知識、レッスン技術に関する職業能力

履修内容(学習範囲)

  • 子どもに英語を教えるための基礎知識
  • 小学校英語指導のための基礎知識
  • レッスンを行うための基礎知識
  • レッスンプラン作成の基礎知識

合否判定基準

得点率70%以上で合格。合否結果は答案受付後、約1か月で送付されます。

受験資格

一般社団法人日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了すること

受験料

5,600円(税込)

試験日程

カリキュラム終了後、随時自宅で受験することができます。

申し込み方法

認定教育機関での全カリキュラムを修了後、協会ホームページの『検定試験申込』にて、必要記載事項を入力し申込のうえ、認定校の教材に同封の振込用紙にて受験料を支払います。

①認定教育機関での課題修了確認、②協会ホームページからの『検定試験申込』、③受験料の支払いの全行程が終わり次第、試験問題が発送されます。

小学校英語指導者資格について

小学校英語指導者資格とは、小学校での英語活動・英語教育を行う上で、必要な知識と技能を有することを証明する資格です。

特定非営利活動法人 小学校英語指導者認定協議会 (J-SHINE)によって創設されました。

指導者育成講座を受講したのち、認定委員会での資格認定の審査が行われるもので、試験に合格して取得するものではありません。

なお、J-SHINEが認定している資格は6種類あり、「小学校英語指導者」資格を取得したのち、さらに専門性の高い資格や英語指導者を育成する資格を目指すことができます。

資格取得方法

「小学校英語指導者資格」を取得するには、次の3つの基準を満たしている必要があります。

英語力の目安として、英語で授業が行えること

研修講座を受講終了すること

J-SHINEの認定を受けた登録団体が主催する「指導者養成講座」を修了し、その団体より「小学校英語指導者」としての推薦を受ける必要があります。

研修を受けた団体の「資格認定の手続き」に従い書類などを作成し、指導者認定審査料とともに申し込みます。

指導時間 50 時間以上の実施経験があること

指導経験については、以下のように扱われます。

  1. 小学校に限らず、英会話スクール、学習塾、家庭教師などの経験を含める。
  2. その中には見学の時間も含んでもよい。ただし、見学の時間は小学校での通常授業の見学に限定し、含められるのは20時間以内とする。
  3. 小学校の通常授業での指導経験が 35 時間以上ある場合 (見学の時間は含まない) には、50 時間を満たさなくてもよい。
  4. 小中学校での指導経験については 1 コマを 1 時間として認定する。
  5. 中学生の指導時間については、10時間のみ50時間の指導経験に含めてもよい。

指導経験が 50 時間未満の人は「準認定指導者」として推薦を受けることができます。

小学校英語準認定指導者は、指導時間が 50 時間を越えたと登録団体が認めた段階で、「小学校英語指導者」(正資格)に書き換えることができます。

英語インストラクター・児童英語講師の給料

公立小学校の英語教師

公立小学校の英語教師として働く場合、時給形式での勤務が主流となっています。時給の平均は1100円程度なので、月給にすると20万円程度になります。

私立小学校の英語教師

私立小学校では給与体系も学校によってまちまちです。ただ公立小学校よりも給与が高い傾向がみられます。

英会話スクール・教室などの講師

英会話スクール・教室などの講師は、時間給で報酬が決まることが多いため年収はまちまちです。

時間給も幅が広いのですが、児童を対象とする場合はおおよそ時給1500円~2500円です。月給にすると20万円程度になります。

ただ英会話スクールには講師のみでなく受付や運営業務なども発生するため、それらと兼業することで高収入を目指すこともできるようです。

独立開業した場合

英会話教室を独立開業した場合の給料は、教室の生徒数や月謝の設定によってまちまちです。

幼稚園・保育園の生徒に対する月謝は5,000円程度、小・中学生は6,000円程度が相場と言われています。

しかし、生徒集客のための宣伝費など諸経費がかかるため、月謝と収入はイコールにはならないことが多いです。

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