• /
  • コラム/
  • プログラミング講師に資格は不要!あると役立つ資格を紹介

2020-01-17

プログラミング講師に資格は不要!あると役立つ資格を紹介

2020年度から小学校でのプログラミング的思考を養う授業が導入される等、最近プログラミングの話題は多いです。

プログラミングを使う仕事といえばエンジニアが有名ですが、プログラミングを教える講師もいます。

プログラミング講師になるために必要な資格や経験はほとんどの場合ありません

この記事では、

  • プログラミング講師に資格・経験がいらない理由
  • プログラミング講師に役立つ資格
  • プログラミング講師の仕事内容
  • プログラミング講師の働く場所

などを解説します。

プログラミング講師に資格は不要!

プログラミング講師になるために、必須の資格はありません。

  • 雇用形態(正社員・アルバイト等)
  • 指導レベル(小学生向け・エンジニアを目指す社会人向け等)

にもよりますが、無資格でプログラミング講師として働いている人は多いです。

プログラミング講師の求人を見てみると、資格よりもコミュニケーション能力や指導経験、対人折衝経験が重視されています。

以上のことから、プログラミング講師に資格や経験は必要ないと言えるでしょう。

一方、プログラミング講師として働きたいと考えた場合、プログラミングの知識や実務経験はアピールできるポイントです。

知識や経験には個人差があり客観的に伝えることが難しい部分が多いです。

そこで、技術や能力の証明となる資格があると役に立ちます。

この記事では、取得すると役に立つ、プログラミング講師におすすめの資格を

  • プログラミングスキルを証明するベンダー系資格
  • IT等の知識を証明する資格

に分類し、紹介します。

▶教員免許を活かせる仕事にはどんな求人がある?成功の秘訣を解説

プログラミングスキルを証明するベンダー系資格

オラクルマスター

オラクルマスターは、日本オラクル社が運営している「Oracle Database」の管理スキルを証明する資格です。

種類 Bronze DBA Silver DBA Gold DBA
内容 データベースの基礎知識 データベースの運用管理、SQLの基礎知識 バックアップ、リカバリ、マルチテナントアーキテクチャ、インストール、アップグレード
試験時間 120分 150分 120分
問題数 70問 95問 80問
合格基準 77% 67% 60%
試験方式 CBT方式
受験料 会場試験 28,728円、オンライン試験(SQL基礎のみ)14,688円
試験の日程 ほぼ1年中

ブロンズ→シルバー→ゴールドと、難易度は上がっていきます。

シルバーやゴールドから受けることは出来ず、ブロンズから順に資格取得する必要があります。

また、ブロンズ資格であっても、オラクルの実務経験のない方の受験は難しいと言われています。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定機構が認定する、PHPの専門技術取得能力を正当に評価する試験です。

種類 PHP7技術者認定初級試験 PHP5技術者認定初級試験 PHP5技術者認定 上級・準上級試験
内容 PHPプログラミングの基本知識 PHPプログラミングの基本知識 PHPの言語仕様から実用的なプログラミングテクニック
試験時間 60分 60分 120分
問題数 40問 40問 60問
合格基準 7割以上 7割以上 上級試験合格:7割以上、準上級試験合格:5~7割
試験方式 選択式
受験料 12,000円 12,000円 15,000円
試験の日程 ほぼ一年中

初級試験は、学生やWebデザイナー・新人プログラマーが受験する、比較的難易度の低い試験となっています。

上級・準上級試験は、3年程度PHPで実務開発を行っているエンジニアを対象としています。

Ruby技術者認定試験

Ruby技術者認定試験は、

  • Rubyベースのシステムを設計、開発、運用するエンジニア
  • Rubyでシステム提案を行うコンサルタント
  • Rubyを教える講師及びRubyを学ぶ学生 など

を対象とした認定試験です。

2019年現在、SilverとGoldの2つのレベルがあります。今後、さらに上級のPlatinumができる予定です。

種類 Silver Gold
内容 Rubyの文法知識、Rubyのクラスとオブジェクト、標準ライブラリの知識 Silverで求められる範囲を更に掘り 下げた知識、標準添付ライブラリ知識、アプリケーション設計に必要となるクラスやオブジェクトに関する知識
試験時間 90分
問題数 50問
合格基準 75%以上
試験方式 選択式(CBT方式)
受験料 16,200円
試験の日程 ほぼ一年中

▶EdTech(エドテック)とは何か?読み方は?注目される背景やeラーニングとの違い

IT等の知識を証明する資格

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、「高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者」を認定する資格です。

午前試験では、

  • テクノロジ系
  • ストラテジ系
  • マネジメント系

午後試験では、

  • 経営戦略
  • 情報戦略
  • 戦略立案・コンサルティング
  • システムアーキテクチャ
  • サービスマネジメント
  • プロジェクトマネジメント
  • ネットワーク
  • データベース
  • 組込みシステム開発
  • 情報システム開発
  • プログラミング
  • 情報セキュリティ
  • システム監査

の内容が出題されます。情報技術に関する知識に加え、経営戦略に関する知識が問われます。

試験区分 午前 午後
試験時間 150分
問題数 80問(すべて解答) 11問(5問を選択)
合格基準 6割以上
試験形式 多岐選択式 記述式
受験料 5,700円
試験の日程 4月・10月

応用情報技術者試験の合格率は例年20%程度で、直近3年間の受験者数・合格者数・合格率は以下の通りです。

受験者数[人] 合格者数[人] 合格率[%]
2019 30,710 6,605 21.5
2018 30,435 6,917 22.7
2017 31,932 6,443 20.2

ネットワークスペシャリスト

ネットワークに関係する固有技術を活用し、情報セキュリティを含む情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者として認定される資格です。

午前Ⅰ・午前Ⅱでは、

  • クノロジ系
  • ストラテジ系
  • マネジメント系

午後Ⅰ・午後Ⅱでは、

  • ネットワークシステムの企画・要件定義・設計・構築
  • ネットワークシステムの運用・保守
  • ネットワーク技術
  • ネットワークサービス活用
  • ネットワークアプリケーション技術
  • ネットワーク関連法規・標準

の内容が問われます。

試験区分 午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
問題数 30問 25問 3問(2問を選択) 2問(1問を選択)
合格基準 6割以上
試験形式 多岐選択式 記述式
受験料 5,700円
試験の日程 10月

応用情報技術者試験の合格者が目指す、より高度な専門職として認定される資格の1つです。

ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方に最適な資格といえるでしょう。

直近3年間の受験者数・合格者数・合格率は以下の通りです。

受験者数[人] 合格者数[人] 合格率[%]
2019 11,882 1,707 14.4
2018 12,322 1,893 15.4
2017 12,780 1,736 13.6

データベーススペシャリスト

データベーススペシャリストは「データベースに関係する固有技術を活用し、情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者」を認定する資格です。

午前Ⅰ・午前Ⅱでは、

  • テクノロジ系
  • ストラテジ系
  • マネジメント系

午後Ⅰ・午後Ⅱでは、

  • データベースシステムの企画・要件定義・開発
  • データベースシステムの運用・保守
  • データベース技術

が出題されます。

試験区分 午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 50分 40分 90分 120分
問題数 30問 25問 3問(2問を選択) 2問(1問を選択)
合格基準 6割以上
試験方式 多岐選択式 記述式
受験料 5,700円
試験の日程 4月

ネットワークスペシャリストと同様に、応用情報技術者試験の合格者が目指す、より高度な専門職として認定される資格の1つです。

データベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適とされています。

直近3年間の受験者数・合格者数・合格率は以下の通りです。

受験者数[人] 合格者数[人] 合格率[%]
2019 11,066 1,591 14.1
2018 11,116 1,548 13.9
2017 11,775 1,709 14.5

キッズITインストラクター

キッズITインストラクターは、子ども向けプログラミング講師の認定資格です。

キッズITインストラクター協会の定める講座を受講し、子ども向けプログラミング教室の指導者としての基本的な資質を身に付けた人に認定されます。

試験区分 3級 2級 1級 特級
内容 コンピュータの構造、アルゴリズムとデータ構造、Scratchプログラミング、児童向け教育指導法 開発現場でも通用する実践力を身に付ける(Java)
合格基準 72回の講座を修了すること(24回を修了するごとに進級していく) 24回の講座を修了すること
受講料
  • 通常コース(1年で1つ進級):月額4,980円
  • 倍速コース(半年で1つ進級):月額9,980円
  • 倍々速コース(3ヶ月で1つ進級):月額29,980円

キッズITインストラクターの資格は、講座を順々に修了すれば取得できる資格です。

受講ペースは、通常コース・倍速コース・倍々速コースが用意されており、自分の都合に合わせて選択できます。

▶プログラミング教育とは、2020年から必修化される”プログラミング的思考”を育てる教育

プログラミング講師の仕事内容

プログラミング講師の仕事内容は、講座の難易度や対象の生徒によって異なりますが、基本的にはサンプルを使いながらコードの書き方の指導をすることです。

JavaやPHPなど開発言語ごとに講座を開き、基本のコードの書き方を生徒に教えるスタイルが一般的です。

難易度は子ども向けのScratch等を用いた基本的なプログラミングの考え方の指導をする講座から、エンジニアとして就職を目指す方向けの実際にアプリ開発を行う講座まで様々です。

プログラミング講師として働くことを考える場合、自分の指導したい年齢層や開発言語等で求人を選ぶ必要があります。

▶教育コンサルタントに転職したい人がはじめに見ておくべき基礎知識

プログラミング講師の働く場所

プログラミング講師が働いている場所としては、

  • パソコン教室・スクール
  • 企業
  • 学校等の教育機関

が挙げられます。

パソコン教室・スクール

プログラミング講師が働く場所として、最も一般的と言えるでしょう。

パソコン教室といっても、指導方法(個別指導や10~20人の集団指導)や内容教は様々です。

各パソコン教室やスクールは社員数名と、大学生や主婦のアルバイト・パートで運営されるケースが多いようです。

企業

IT企業の新卒研修や、新しい開発言語を導入する際の研修等でプログラミング講師として働くケースがあります。

人材育成を社内できないIT企業が、プログラミング言語の研修事業を展開している企業に依頼する場合が増えているようです。

こういった企業へ足を運んで活躍するプログラミング講師も多くいます。

学校などの教育機関

2020年度から小学校で、プログラミング的思考を養う授業が導入されます。

英語だけを教える非常勤講師のように、プログラミングの授業のみ補助を行う非常勤講師も、プログラミング講師と言えるでしょう。

2021年度から中学、2022年度から高校でもプログラミングは導入される予定で、今後プログラミング講師需要の増加が期待できます。

副業でプログラミング講師として働く方法も

正社員で就労するのではなく、副業でプログラミング講師として働く選択肢もあります。

学習塾の土日の授業のみ講師としてパートで勤務したり、空いた時間に2~3時間のみオンラインで授業を行ったり、働き方は多様です。

まとめ

  • プログラミング講師に必須の資格はない
  • おすすめの資格は、ベンダー系のソフトやITに関する知識を証明する資格
  • プログラミング講師は、パソコン教室・企業・学校等で働いている

必修化等を受けプログラミングの認知度が高まるにつれ、「プログラミングを学びたい」と考える人は増えていくことが予想されます。

プログラミングを使う仕事といえばエンジニアの印象が強いですが、プログラミング講師等プログラミングを使う仕事はさまざまです。

働き方の自由度が比較的高いプログラミング講師を、仕事の選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか。

▶教師の転職が難しい理由は?転職するためのコツ

▶教育業界での転職を成功させるには?会社選びから面接対策まで完全ガイド

関連キーワード

エージェントに 無料転職相談する
中途採用支援の依頼をする
教育業界の非公開求人が多数 転職エージェントに相談する