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2019-08-06 2024-07-17

学校事務の仕事内容が楽と誤解している人のための基礎知識

「学校の事務職は楽で高給」、そんな噂を聞いて、なんとなく楽しそうだしやってみたい、そんなふうに考えている方もいるのではないでしょうか。

ただ、学校事務が楽な仕事というイメージは誤解です。

この記事では、学校事務が楽というイメージが誤解である理由と、イメージが先行しがちな学校事務の仕事内容を解説し、どんな人が大学事務の仕事に向いているのかの基礎知識を解説しています。

最後まで読んでいただくと、学校事務の仕事内容について概要を理解でき、自分に向いていそうかどうか判断出来る内容になっています。

この記事の監修者

村田浩輝

大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。

学校事務は楽というイメージは誤解

「学校事務は楽」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。

実は筆者もそういったイメージを抱いていました。

ただ、以前はそういったイメージも正しかったようですが、近年では外的環境の変化によって様子が変わっており状況は異なります。

学校は、子供の数の減少ゆえに厳しい経営環境にある

ご存知の通り、日本国内は少子高齢化が進んでいます。

学校の顧客でもある学生の数は年々減少しています。

例えば、中学生の数を例にとってみると、1986年の611万人から、直近の2018年では325万人と約半減しています。

一方で、日本国内にある大学の数は、近年では増えてはいないものの1980年代以降年々増加しています。

このように、顧客となりうる学生の数は減少する一方で、学校やスクールの数は増加しています。

以前は生徒・学生の数が多かったので、学校は積極的な打ち手を打たずとも集客出来ており、安定した経営が出来ていました。

「学校事務は楽で高給」というイメージはこの頃の話を元にしていることが多いようです。

しかし、環境が変わると生徒の獲得・集客に苦戦する学校が増え、学校も競争が激化することになりました。

従業員への要求も高まっている

そうした外的環境の変化によって、学校の従業員、すなわち学校事務の方に求められることも増えていったようです。

以前よりも、少ない人数で業務を運営したり、そもそも求められる仕事の質があがっています。

学校事務への要求も高まっていることから、単に「楽で高給な仕事」というのは誤解と言えるでしょう。

続いて学校事務の仕事内容を説明します。

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学校事務の仕事内容は3つに分けられる

学校事務の仕事は、学校運営に関わる全般と言ってしまうことも出来ます。

オフィス用品の管理や発注、郵便物の発送、各種書類の作成やデータ入力など一般事務と言われるような業務に加え、以下のような学校事務特有の仕事があります。

人に関連する仕事

1つ目は、学生や職員、保護者などに関連する仕事です。

  • 生徒が学校生活を送る上での手続きや、教職員の勤怠、各種手続きを担います。
  • 大学や専門学校などでは、窓口業務や学生生活をサポートするための面談を行うこともあります。
  • 学校で特有の手続きには以下のようなものがあります。
  • 入学・卒業
  • 退学
  • 転校
  • 授業料等の学費・奨学金
  • 単位の取得状況
  • 各種証明書の発行(在学証明書・卒業証明書など)
  • 進路の支援、就職活動支援等

学校事務の人に関連する仕事は、学校の学生や生徒、教職員が快適に学校生活をおくれるように、サポートします。

モノ・設備に関連する仕事

2つ目は、学校に関わる施設や備品、教材にまつわる仕事です。

生徒や教員が学校生活に集中出来るよう、学習環境を整えるサポートを行います。

施設や備品に不足や故障があれば、発注や修理を依頼し、授業に必要な教材などを事前に準備します。

学生時代は当たり前のように利用していた備品や設備、教科書などの教材は、学校事務の方が手配していれてくれたからこそのものです。

こうした学校運営のモノや設備に関わる業務を行います。

行事に関連する仕事

3つ目は学校行事に関連する仕事です。

学校では年間を通して、

  • 入学式や卒業式
  • 運動会
  • 文化祭・体育祭
  • 入学試験
  • 入学説明会・オープンキャンパス

など様々な行事が行われます。

こうした行事が滞りなく行えるように、備品・準備物などを教員や学生・生徒からの要望を募って、外部に発注し手配することも学校事務の仕事内容に含まれます。

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学校の種類や規模によって、仕事内容が変わる

学校事務の日常的に行う業務は大きく変わりませんが、学校の種類や規模によって加わる業務があったり、業務の範囲が変わります。

私立学校などは生徒募集のための仕事がある

私立の学校や高校大学、その他専門学校、スクールなどは、良い生徒をいかに集めるかというのが極めて重要な仕事です。

学校事務もそうした生徒募集の業務に関わります。

生徒の募集に係る業務は、

  • 学校説明会、オープンキャンパスの企画・運営
  • パンフレット等の広報物の制作
  • Webサイトの制作、企画、運営、更新
  • 広報媒体の選定
  • 入学試験の願書の受付
  • 入学試験の実施・運営
  • 合格通知・入学までの手続き

など多岐に渡ります。

大きい場合は専任、小さい場合は兼務

学生の数が数万人もいる大学と、100名規模の学校では、同じ学校事務といえど業務内容は大きく異なります。

一般企業同様、規模の大きな学校では学校事務の業務も分業されます。

そうした学校では広報であれば広報、事務職であれば一般事務のみといった形で分業されていることも多くあります。

一方で、規模の小さな学校では様々な業務を担うことになります。

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学校事務の仕事が向いている人に大切な3つの特徴

ここまで学校事務の仕事内容について説明をしました。

続いて学校事務の仕事はどんな人に向いているのかを解説します。

コツコツとした作業が好き

学校事務の仕事は、細かい事務手続きや単調な作業も発生します。

場合によっては、生徒の数だけ、教職員の数だけといった膨大な量の事務作業があることもあるでしょう。

決して派手な業務が多いわけではありません。

こうした細かいコツコツと行う作業を苦にしない方が学校事務向きといえます。

人の支援やサポートをするのが好き

学校事務の仕事は、自分が前に出て、主役になるというよりも、人の支援・サポートが中心となる仕事です。

  • 人の成長を見守ることにやりがいを感じる
  • 人が困っていることを解決することが嬉しい
  • 環境を整えることが好き

上記のような仕事にやりがいを見いだせる方が学校事務に向いているといえるでしょう。

物事に長期間取り組むのが好きな方

学生や学校の変化は、すぐに起きるわけではなく一定の時間も必要です。

そういう意味で学校事務の仕事は、短期的な成果を追求するタイプよりは、中長期的に物事を見られる人に向いているでしょう。

学校事務の仕事に重要な3つのスキル

学校事務の仕事は以前に比べ求められるものが増えていることは冒頭に述べました。

続いて、学校事務の仕事に重要な3つのスキルを解説します。

事務作業(オフィス関連)のスキル

学校事務には多くの手続きや事務作業が発生します。

こうした作業を滞りなく行える事務関連のスキルは非常に重要です。

  • ワード
  • エクセル
  • パワーポイント

などは当たり前のものとして、アクセスや各種ツール(デザイン等)に精通していると、貢献出来る幅が広がります。

何が必要かを先回りして察することが出来るスキル

学校事務の仕事は、学校生活が円滑に進むように学生や教職員を支援する仕事です。

一番良いのは、学校事務の方が何かやってくれることに気づかないくらい、スムーズに学校生活を遅れることかもしれません。

そのためには学生や教職員に今後必要なものは何か、どういった準備をしていたらよいのかを先回りして考えられる必要があります。

様々なタイプの人とスムーズにコミュニケーションする力

学校生活には多くの関係者がいます。

学生や保護者、教職員にも様々なタイプがいます。

その中で円滑に物事をすすめるには、様々なタイプの方と円滑にコミュニケーションする力が必要です。

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まとめ

この記事では、

  • 学校事務が楽というイメージは誤解であること
  • 学校事務の仕事内容
  • 学校事務の仕事が向いている人
  • 学校事務に必要なスキル

についてまとめました。

学校事務の仕事は、「楽で高給」というイメージは誤解です。

しかし、生徒や教職員をサポートし、良い学習環境を作るのは、非常にやりがいのある仕事です。

楽ではないかもしれませんが、本文で書いたような、人の支援やサポートをすることにやりがいを見出すタイプの方には、良い仕事といえるのではないでしょうか。

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