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2016-05-03 2019-09-27

Khan Academy(カーンアカデミー)とは世界中で600万人が学び、学校教育にも活用されるオンライン学習サービス

世界中の教育者から注目を集めるオンライン学習サービスの1つに「Khan Academy(カーンアカデミー)」があります。

Khan Academy(カーンアカデミー)は、誰でも無料で実学を学ぶことができるサービスです。

Googleやビルゲイツからの出資を受け、講座数が拡大したことを契機に注目されるようになりました。

この記事では、Khan Academy(カーンアカデミー)の概要と設立背景、日本語版で学べる内容などについて説明しています。

Khan Academy(カーンアカデミー)とは誰でも無料で利用できるオンライン学習サービス

Khan Academy(カーンアカデミー)とは、誰でも無料で利用できるオンライン学習サービスです。

小学生から高校生が対象で、算数(数学)、物理化学、歴史、美術など、様々な教科を学ぶことができます。

現在、1万本を超えるビデオ教材と練習問題が提供されています。

Khan Academy(カーンアカデミー)のウェブサイトのほか、Youtubeチャンネルやアプリ(iOSAndroid)でも動画を配信しています。

教育者向けに様々なツールを提供

Khan Academy(カーンアカデミー)は個人だけでなく、学校の授業の一部等でも使用されています。

そのため、教材には

  • 練習問題の自動生成機能
  • 採点機能
  • 進捗管理ツール など

指導者や教育者のためのツールも搭載されています。

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Khan Academy(カーンアカデミー)の設立背景

Khan Academy(カーンアカデミー)は、2006年に教育者のサルマン・カーンによって設立された非営利組織です。

当時サルマン・カーン氏は、遠隔地に住むいとこに勉強を教えるため、算数のレベルチェックができるウェブソフトを作成したり、Youtubeへの動画投稿を行っていました。

この映像教材が好評で多くの視聴者を獲得し、2007年には数千人の視聴者がいたと言われています。

映像教材の拡散をきっかけに、Khan Academy(カーンアカデミー)は2010年にビルゲイツやグーグルからの出資を受けて設立されました。

現在は大規模な教育プラットフォームの1つとなっています。

Khan Academy(カーンアカデミー)の学習方法

Khan Academy(カーンアカデミー)の学習は、

  1. 講義の視聴
  2. わからないところを質問
  3. 演習

という、3つのステップで行われます。

始めに約10分の講義動画を視聴します。

授業内容は、特別な工夫されているというわけではなく、画面に文字と表・図を使いながら淡々と説明するという内容です。

講義終了後、実際に課題をこなし、設定された基準を満たす正解率を達成するとポイントをゲットできます。

ポイントは、自分のアバター本体の変更やパーツの購入などに使うことができます。

講義ごとに、疑問点を質問できる掲示板が用意されています。

自分が掲示板に書き込んだ内容や、質問に対する返答はマイページの「Disscussion」で確認することができます。

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日本語版Khan Academy(カーンアカデミー)で学べる5つの分野

Khan Academy(カーンアカデミー))の日本語版では、以下の5つの分野で講座が展開されています。

英語版では、この5つの分野のほかにもプログラミングや世界史などより、多くの分野の講座が受講できます。

数学

数学分野では、幼稚園レベルから中学校1年生レベルまでの講座が用意されています。

難易度は、算数入門、幼稚園、算数、代数入門の4つのレベルに分かれています。

数のかぞえ方、四則演算、因数・倍数、データの読み取りなどの講座があります。

芸術と人文

芸術と人文分野では、ヨーロッパのルネサンスと宗教改革を踏まえた美術史を学ぶことができます。

ラファエロ、レオナルド、ミケランジェロ、ブラマンテの4人の人物について、宗教や政治を学び作品の解釈などについて触れていきます。

科学

科学分野では、物理学の1次元の運動と2次元の運動の講座が用意されています。

物体の力や運動量、エネルギーなどを図や映像を通して学ぶことができます。

物理学の理解補助のため、代数学や三角関数についての授業が提供されています。

経済と金融

経済と金融の分野では、マクロ経済学の講座が提供されています。

経済成長や資本のリターン、格差・不平等の関係分析などを、トマ・ピケティの「21世紀の資本論」に触れながら学びます。

パートナーのコンテンツ

ここでは、2019年9月時点で公開されている、「箱の中のピクサー」という講座を紹介します。

同講座は、英語版の芸術と人文科学の分野でも提供されています。

箱の中のピクサー(Pixat in the Box)

箱の中のピクサーでは、ピクサーのアーティストたちから、アニメーションやキャラクターモデリング、色彩効果などについて学ぶコースです。

このコースでは、たくさんのボールが跳ねているアニメーションや、ヴァーチャル花火の制作などを行います。

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まとめ

  • Khan Academy(カーンアカデミー)とは誰でも無料で利用できるオンライン学習サービス
  • 学習方法は、講義の視聴→わからないところを質問→演習というシンプルな学習形式
  • 日本版では数学、芸術と人文、科学、経済と金融、パートナーのコンテンツの5つの分野で学べる

Khan Academy(カーンアカデミー)は、世界で600万人以上の人々に利用されています。

多くの教育現場で導入されるなど教育者の利活用が進んでおり、今後日本国内においても注目されていくことが予想されます。

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