2018-02-24 2024-07-17
ICTやインターネットを使った学習サービスに関わる仕事に転職!代表的な企業と職種を解説
「鉛筆を使ってノートに書く」「手作りの単語カードを作る」など効率良く学べるように、これまでも勉強方法は様々なものが生まれ、行われています。。
近年では、ICTやインターネットを活用した学びが注目されています。
ICTやインターネットを使うと、例えば、1人1人の理解度に合わせた学習(アダプティブラーニング)が可能になります。
Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を組み合わせた「EdTech」という造語を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- ICTやインターネットを使った学習サービスに関わる代表的な企業と仕事内容
- 転職するなら求められるスキルや経験
- ICTやインターネットを使った学習サービスが注目される背景
等についてまとめています。
この記事の監修者
村田浩輝
大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。
目次
ICTやインターネットを使った学習サービスに関わる企業の例

冒頭でも触れたように、ICTやインターネットを使った学習サービスは近年拡大傾向にあり、こういったサービスに関わる企業はどんどん増えています。
ここでは、
- デジタル教材を発売する会社
- eポートフォリオを運営する企業
- 学習管理SNSや学習用アプリを提供する企業
の3つを取り上げ、各会社での代表的な仕事内容や役割を解説します。
デジタル教材を提供する会社
「デジタル教材」とは教科書や資料集などの内容をデジタル化したものです。
デジタル教材を提供している会社の例は、
- 「スタディサプリ」を提供するリクルートマーケティングパートナーズ
- 「Libry」を提供するリブリー
- 「すらら」を提供するすららネット
- 「Qubena」を提供するCOMPASS
- 「atama+」を提供するatamaplus
- 「資格スクエア」を提供するサイトビジット
などがあります。
eポートフォリオを運営する企業
「eポートフォリオ」とは、児童や生徒の学習の成果に加えそこに到るまでの過程の記録を集めたものです。
学習指導要領で重視されている主体性を正しく評価するため、2020年度から一部の大学は入学選抜にeポートフォリオを利用することを表明しています。
現在は推薦入試やAO入試への利用がほとんどですが、一般入試への利用も検討されています。
eポートフォリオを運営する企業は、
- 「Classiポートフォリオ」を提供するClassi
- 「Benesse マナビジョン」を提供するベネッセ
- 「Manaba」を提供する朝日ネット
などがあります。
学習管理SNSや学習用アプリを提供する企業
インターネットの普及とともにスマートフォンも普及し、多くの人がスマートフォンを手にするようになりました。
スマートフォンがあれば場所や時間に制限なく、いつでもどこでも学習をすることができます。
最近では純粋に知識の習得や理解を促す目的だけでなく、
- AIを活用し暗記に特化したアプリ
- ゲームをしながら学べるアプリ
- ノートを共有できるアプリ
- 友人とリアルタイムで一緒に勉強できるアプリ
- 勉強時間を記録し、友達と競い合うSNS
- 写真で質問を送ると解答やアドバイスが届くサービス
など、様々な目的にあわせたアプリ・サービスがリリースされています。
具体的なサービスと企業は、
- 学習管理SNS「Studyplus」を提供するスタディプラス
- ノートまとめアプリ「Clear」を提供するアルクテラス
- AI英会話アプリ「SpeakBuddy」を提供するappArray
などがあります。
▶教育コンサルタントに転職したい人がはじめに見ておくべき基礎知識
ICT教育やインターネットを使った学習サービスに関わる代表的な職種と仕事内容

ICT教育やインターネットを使った様々な学習サービスがあり、今後ますます展開されていくことが予想できます。
ここからはICT教育やインターネットを使った学習サービスに関わる代表的な職種と、仕事内容を紹介します。
基本的に、
- 営業
- 教材企画・制作
- マーケティング
- エンジニア
の4つの職種が代表的です。
例えばデジタル教材の開発を主な事業とする企業の場合、最も人数が多い傾向にあるのは営業で、自社のサービスを学校等教育機関や自治体等に導入してもらえるよう提案を行います。
学習内容の企画を行う教材開発・教材制作、売れるしくみを作るマーケティング、サービスの開発を行うエンジニアとして働く方もいます。
※企業経営に必要なポジション(経営企画、事業開発、総務、労務、人事など)で働く方もいますが、こういった職種の仕事内容はどの企業も同じ場合が多いため紹介していません。
営業
営業は顧客のニーズをふまえ、自社のサービスを導入・活用してもらえるよう提案します。
ICT教育やインターネットを使った学習サービスは学校など教育機関への導入も進んでいるため、対象となる顧客は、
- 学校、教育機関
- 学習塾、予備校
- 各種スクール
- 自治体 など
幅広いです。
仕事の内容は企業や営業スタイルにより異なりますが、
- 新規顧客開拓(テレアポ、訪問等)
- 顧客へのヒアリングと提案
- 資料作成
等があります。
教材企画・制作
教材企画はどのような教材が求められているのかニーズを調査したうえで、新たな教材の企画や既存教材の改善を行います。
ユーザーのフィードバックから教材を改良する場合もあります。
従来は紙・書籍での作成が中心でしたが、ICTやインターネットを活用したサービスが増えている現在では、デジタルで教材を作成することが増えています。
マーケティング
マーケティングは、自社サービスの売れるしくみを作ることが役割です。
デジタル教材や学習アプリはウェブとの親和性が高いため、デジタルマーケティングがよく活用されます。
仕事内容は課題や目標を解決・達成するために、
- 企画立案
- 実施
- 効果検証
の3ステップをそれぞれの課題・計画に対して繰り返すことです。
エンジニア
ICT教育やインターネットを使った学習サービスに、エンジニアは無くてはならない存在です。
サービスの提供開始~運営までエンジニアが関わります。
エンジニアは得意とする分野や開発環境などで、
- システムエンジニア:設計~開発を一貫して担う
- ネットワークエンジニア:ネットワークの設計や保守を専門に行う
- データベースエンジニア:データベースの設計や保守を専門に行う
などのように職種が分かれていることが多いです。
▶教員免許を活かせる仕事にはどんな求人がある?成功の秘訣を解説
ICT教育やインターネットを使った学習サービスに関わる企業で求められるスキルや経験

ICT教育やインターネットを使った学習サービスに関わる企業で求められるスキルや経験は職種により異なります。
ここでは、先述した代表的な職種である
- 営業
- 教材企画・制作
- マーケティング
- エンジニア
に転職する場合、求められることの多いスキルや経験を紹介します。
原則として中途採用では即戦力を求める傾向があるため、業界が異なっても同じ職種での勤務経験が求められることが多いです。
営業:営業経験、コミュニケーションスキル
営業経験、特に対象となる顧客やアプローチが同じ営業経験は求められることが多いです。
また、コミュニケーションスキルは顧客折衝が中心となる営業にはマストと言えるでしょう。
教材企画:教材制作経験、担当科目の指導経験
教材企画の場合、教材の制作経験や指導経験が求められることが多いです。
教材企画としての実績があると良いですが、自主的に教材を作った経験などもアピール材料の1つになるでしょう。
未経験から教材企画を目指す場合は、担当科目の指導経験は重要です。
- 「どのように説明したら理解しやすいか」
- 「つまずきやすいポイントはどこか」
- 「内容を覚えやすくするにはどうしたらいいか」
等を考えながら指導した経験は、教材を作成する際にも活かすことができます。
マーケティング:業務経験
マーケティングに求められるのは業務経験が中心です。
同業他社での就業経験は転職時にそのまま生かすことができますが、マーケティングの一部の業務経験を活かすこともできます。
例えばウェブでの集客を考えている企業のマーケティング担当者募集なら、
- ウェブ広告の運用経験
- SEO施策の立案経験
- SNS運用経験
などを活かせるでしょう。
エンジニア:サービス開発経験
エンジニアはサービス開発経験が求められます。
未経験からエンジニアを目指す場合にも、何かしらの開発経験(アプリやウェブサイト)は求められることは多いです。
そもそもICT教育・インターネット教育とは
ICT教育の「ICT」は、Information and Communication Technologyの頭文字で日本語に訳すと「情報通信技術」です。
ビジネスシーンでよく使われる「IT」はInformation Technologyです。
「ICT」は真ん中に「Communication」という言葉が入っていることからもわかるように、「コミュニケーションをとるための情報技術」を意味しています。
「ICT教育」「インターネット教育」とは、パソコンやタブレット、インターネットといった情報通信技術を活用して、コミュニケーションを取っていく教育方法を指します。
ICT教育やインターネット教育の現状や課題など、より詳細を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
▶ICT教育とは、情報通信技術を活用してコミュニケーションを取る教育方法
ICT教育やインターネットを使った学習サービスが注目される背景

ICT教育やインターネットを使った学習サービスは、
- 近年のインターネットの普及
- 文部科学省による「教育の情報化の推進」
などにより注目されるようになり、様々なサービスに拡大しています。
インターネットの普及
ICT教育やインターネットをつかった学習サービスが広がった大きな理由は「インターネットの普及」です。
総務省が行った統計「平成29年度版情報通信白書」によると、2016年時点でインターネットの利用者数は1億84万人、普及率は83.5%です。
人口の80%以上の人がインターネットへアクセスできるとうになり、従来できなかった様々なことがインターネットを通じて可能になりました。
同じ場所にいなくてもインターネットを介してリアルタイムで交流することが可能になり、例えば海外にいる人と直接話すことができるなど経験できることの幅が大きく広がりました。
インターネットをうまく教育サービスに利用する動きが活発になり、代表的な例としてオンライン英会話サービスがリリースされています。
学校における電子黒板やタブレット端末の導入は、紙中心の授業における無駄や不具合を無くし、効率的でわかりやすい授業を可能にしました。
文部科学省による「教育の情報化の推進」方針
文部科学省は教育の情報化を推進しています。
インターネットの普及により社会構造は大きく変化しています。
インターネットを介していつでも知識を検索することが可能になり、知識をいかに応用し活用して新たな価値を生み出すかが問われる「知識基盤社会」が標榜されるようになりました。
また、グローバル化の進展により国境を超えたビジネスが増え、国際競争が加速しています。
このような社会構造の変化を見据え、21世紀を生きる子どもたちにどのような力を育成するか再考する必要が出てきました。
そこで、文部科学省は新しい学習指導要領に情報活用能力の育成を初めて明記し、さらに教科指導においてICTを活用する方針や、校務を情報化するためのシステム導入などを推進する方針を明確にしました。
「1人1台端末」と通信ネットワークを整備する方針、「GIGAスクール構想」は施策の1つです。
▶GIGAスクール構想とは、1人1台端末と通信ネットワークを整備する文科省の方針
▶教育業界での転職を成功させるには?会社選びから面接対策まで完全ガイド
ICTやインターネットを活用した教育サービスを提供する企業への転職でEducation Careerを活用する4つのメリット

弊社は教育業界専門の転職サイト・転職エージェント「Education Career」を運営しています。
ここでは、転職活動において弊社を活用頂くメリットをご紹介します。
①独自の求人やテーマに合わせた求人を紹介可能
教育業界専門の転職エージェントだから、他のエージェントでは積極的に紹介されないような求人(教材制作/学校営業/スクール運営/各種企画職)もご案内いたします。
- EdTech(教育×テクノロジー)
- STEAM教育
- グローバル人材育成
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などの関心領域に合わせてご提示することも可能です。
②面談を通した、個人にとってよりよいキャリアを提案
弊社では、弊社オフィスにお越しいただくか、電話/ビデオ通話等での面談を必須としています。
面談を通じて、
- 教材作成や企画にチャレンジしたい
- 年収をあげたい
- 土日休みの仕事がしたい
- 夜遅い勤務を日中勤務にしたい
といった要望、条件を伺った上で、よりよいキャリアの選択肢を提示するためです。
※ご紹介可能な求人はご経歴や、タイミング・時期によって変動いたします。状況によっては転職をおすすめしないこともあります。
③豊富な実績を元に、書類作成、選考対策をサポートします
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- 学習塾の講師や教室長
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などなど多くの方々の教育業界での転職を支援しております。
出身の職種特有の書類の作成や面接対策も行っています。
教育関連の企業に興味はあるが、知識や経験がなくどのようにするべきかわからないという方は、弊社にご相談頂ければコツやポイントをお伝えします。
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弊社のご利用は全て無料です。
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ご要望やタイミングに合わせて、転職活動の開始時期等もアドバイスさせて頂き、支援いたします。
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大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。
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