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2018-11-20 2024-07-17

人事コンサルとは?人事コンサルになるにはどうすれば良い?転職する場合、どんな求人がある?

「戦略や会計、ITではなく、人や組織に関するコンサルティングをやりたい」という方が目指すのが「人事コンサル」の仕事です。

「人事コンサル」とは、企業の人事課題を解決するため、顧客企業の問題を分析し、解決策の立案と実行支援を行い、課題解決へと導く仕事です。

人事コンサルといっても様々な分野があります。

人事コンサルティングの対象には、

  • 人事制度
  • 人事戦略
  • 組織構造改革
  • グローバル人事マネジメント
  • 人事部業務改革
  • 人材育成体系構築
  • タレントマネジメント
  • 次世代経営者・幹部育成
  • 採用戦略立案
  • 組織診断

などなど、あげればきりがないほどです。

人事コンサルはこうした課題に対し、クライアントへのサポート・提案を行います。

大手のコンサルティングファームでは、グローバル人事戦略やM&Aによる組織統合といったことをそれぞれ専門に担当する部門があり、上述した多様な課題に応えています。

この記事の監修者

村田浩輝

大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。

人事コンサルティングの種類

人事組織コンサルティング

人事組織コンサルティングとは、人事評価制度構築や組織改革、組織診断など、顧客の人材領域全般の課題解決を行うコンサルティングのことです。

顧客の経営戦略に基づき現状分析、人事戦略・方針の策定を行います。

その分析結果から、課題を解決出来、戦略に適合すると思われる解決策を提案します。例えば、業績に合わせた人件費コントロールや社員の成果に応じた評価制度の構築を行うといったことです。

また、時には人事部署以外の部門と協力してプロジェクトを推進したり、制度の運用支援をしたりすることもあります。

採用コンサルティング

採用コンサルティングとは、採用担当者が不足している、採用に対する知見がないなどの理由で採用業務が追い付いていない企業に対し、人材採用を支援するコンサルティングのことです。

採用ターゲットの策定、採用計画の立案などの戦略の立案など上流のサポートをすることもあれば、実際に募集・選考・採用・入社に至るまでの採用業務の代行を行うこともあります。上流のみを行う会社、実際の業務を代行を専業としている会社など細分化もされています。

人材育成・研修コンサルティング

人材育成・研修コンサルティングとは、社員の能力を開発するために、理想の人材像を構築し、人材育成・研修のプログラムの立案・実行や、個別人材育成を行うコンサルティングのことです。

新入社員から経営層までの階級ごとの研修や、次世代リーダー育成・マネジメント能力などテーマ別の研修プログラムの策定、実行を行います。自社で設計したパッケージ型の研修を提供する企業もあれば、それぞれの企業によってカスタマイズした研修プログラムを提供する企業もあります。

グローバル人事コンサルティング

グローバル人事コンサルティングとは、海外でのビジネスを維持・拡大するために、グローバル人材の育成や、グローバルでの人事評価の共有などをおこなうコンサルティングです。

一国でビジネスを行う場合に比べ、文化の違いなどもあり、人材育成・研修プログラムの設計は難易度が高いです。そうした企業に向けて、グローバルで事業を展開するにあたって必要な人材の要件整理や育成プログラムの策定などを行います。

また、多国籍メンバーへの経営理念浸透、国際間での異動、グローバル経営者の育成などのコンサルティング・支援を行う企業もあります。

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組織人事コンサルタントになるには?

組織人事コンサルタントになるためにはどうすればよいのでしょうか。必要な要素を、業務経験・マインド・スキルの観点からまとめます。

業務経験

組織人事コンサルタントに限られた話ではありませんが、中途採用の場合即戦力が求められます。

即戦力でない場合にも、貢献できる経験・スキル等があることが求められることがほとんどです。

第2新卒などのポテンシャル人材を採用する場合、必ずしも経験を求められるわけではありませんが、何かしらのウリとなる経験やスキルがあることがプラスに働くでしょう。

具体的には、コンサルティング業務経験(戦略・業務・ITなど)があれば、論理的思考力やプロジェクトでのマネジメント能力など、前職での経験を活かして、組織人事コンサルタントに転身出来る可能性は高いといえるでしょう。

いわゆるコンサルティングファームでの勤務経験でなくとも、無形商材の法人営業の経験(ITシステム・広告など)は有利に働きやすいと言えるでしょう。

また、事業会社での人事経験がある方も有利です。

組織人事コンサルタントは、事業会社の人事相手に仕事をすることが多く、発注者側(クライアント側)の考え方や業務プロセスに通じていることは、組織人事コンサルタントの業務においても活用出来るといえるでしょう。

あまり数は多くありませんが、第2新卒の募集やポテンシャル採用の場合、上述したような業務経験がなくとも、採用などの人事課題への問題意識があれば、今後活躍出来ると考えられる素養(論理的思考能力、知的好奇心、メンタル・タフネス)を持っていれば、人事組織コンサルタントとして採用されることもあります。

マインド

コンサルタントは、相手の期待を超えるような価値を創出することが求められます。

コンサルタント自身に継続的なインプット・アップデートが求められ、全力で仕事に取り組むマインド・スタンスが必要でしょう。また、こうしたインプットをイヤイヤではなく能動的に行える知的好奇心をもった方が向いているといえるでしょう。

※人事コンサルタントの場合、「人が好きだから」という理由で志望される方もいらっしゃいますが、これは必ずしも必要ではありません。人材に関連することなので、ウェットな感情も必要でしょうが、ある意味ドライになることも必要です。その意味で、人や組織がハイパフォーマンスを出すにはどうすればよいのか?と考えられる方であれば、人に対する興味や人が好きだからといった理由は必ずしも必要ではないでしょう。

スキル

コンサルタントには、顧客の課題を発見・分析・特定する能力、またその解決策を立案することが求められます。

そのためには高い論理的思考能力や、クライアントの状況を聞き出すコミュニケーション能力、解決策を徹底して考える知的なタフネスさが求められます。

また解決策を提案し、顧客・クライアントを動かすプレゼンテーション能力も重要です。全てが完璧である必要がありませんが、こうした要素が一定水準を上回っていることが求められます。

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組織・人事コンサルティングサービスを提供している企業は?

組織・人事コンサルティングサービスを提供している企業は、日系外資含めていくつか存在します。

リクルートマネジメントソリューションズ

リクルートマネジメントソリューションズは、リクルートのグループ企業で、経営人事領域において、顧客の課題解決を行う企業です。

人材開発・組織開発・制度構築の事業領域で課題解決を行っており、アセスメント・トレーニング・コンサルティングの3つの手法でサービスを提供しています。

各事業領域で、3種類の手法を掛け合わせることで企業の抱える様々な課題に対応しています。

人材開発領域では、組織内のポジションごとに育成支援策を使い分けることで、戦略や事業の推進に貢献しています。

組織開発領域では、組織単位で必要としている要素に合わせて組織の活性化を支援しています。具体的には、営業力強化やダイバーシティの推進、イノベーション創出などの8種類があります。

制度構築領域では、人事制度設計や人材評価制度の構築、タレントマネジメントシステムの活用推進などを行っています。

リンクアンドモチベーション

2000年4月に設立された、モチベーションに焦点を当てたコンサルティングファームです。

心理学や経済学などの学術成果を駆使した、「モチベーションエンジニアリング」という独自のシステムを使用し、社員のモチベーションを上げることで、人事・組織課題の解決に取り組んでいます。

サービス領域は、トータルソリューション、組織開発、人材育成、人材採用の4つに分かれています。

トータルソリューションとは、他の3つの領域においてワンストップで提供するサービスのことです。近年では、トータルソリューションのひとつである国内初の組織改善クラウド「モチベーションクラウド」に注力をしています。

モチベーションクラウドは、組織状態の把握から改善プランの実行までを支援します。リンクアンドモチベーションが独自開発したエンプロイーエンゲージメントサーベイに従業員が回答することで、従業員の会社に対するエンゲージメント状態を可視化することができます。

その結果をもとに、組織目標の決定やサポートツールのプランニングをコンサルタントが策定を行います。

グロービス

グロービスは、ヒト・カネ・チエをもとに、経営大学院の運営やベンチャー企業への投資、経営ノウハウの発信をおこなっています。

人事領域のサービスとしては、経営人材の育成のために、企業内集合研修を提供しています。

こちらのサービスの特徴は、顧客の多様な経営課題に対応するため、定型プログラムとカスタマイズ型プログラムの2種類のサービスが用意されていることです。定型プログラムとは、人・組織に関する共通性の高い課題に対応したサービスです。カスタマイズ型プログラムとは、顧客ごとの課題に対しテーラーメイドでカスタマイズしたサービスです。

トーマツイノベーション

トーマツグループの子会社で、人材育成でイノベーションをおこすことを掲げ、2006年に設立された企業です。

10000社以上に導入されている定額制研修の「Biz CAMPUS」などの研修の提供や、人事の勉強会を実施しています。

「Biz CAMPUS」の特長は、月定額57,500円から導入でき、いつでも何度でも費用を気にせず継続的に提供できることです。

累計300テーマを超える公開型研修だけでなく、モバイル/オンライン動画の併用やビジネス基礎力のアセスメントサービスなど人材育成に必要なサービスを提供しています。

マーサージャパン

マーサージャパンは、外資系企業であるマーサーの日本法人です。組織・人事、福利厚生、資産運用、年金分野におけるコンサルティングを提供しています。

マーサーは、戦略・組織・人事を統合した「経営視点」から、個々のクライアントニーズに合わせた最適なコンサルティングを行っています。

マーサーは、顧客のグローバルな経営基盤構築を支援し、今後特にタレントマネジメントに注力していくようです。

タレントマネジメントのサービスは、キャリアフレームワーク、タレントレビュー・サクセッションマネジメント、人材育成ソリューション、モビリティコンサルティングの4つに分かれています。今後必要とされる人材の必要要件の策定、その人材を選出・管理するマネジメント体系の構築、アクションラーニング等の人材育成施策の実施、人材最適配置を実現する基盤づくりの支援を行います。

コーンフェリーヘイグループ

コーンフェリーヘイグループは、コーンフェリーとヘイグループが2015年に統合してできた外資系企業です。

リーダーシップ開発分野に定評があり、独自の職務評価システムであるヘイシステムは、職務や役割の価値を算出するもので、多くの企業で参考にされています。

コーンフェリーヘイグループは、経営戦略や事業戦略を第一に考え、人材要件を再定義することを重視しています。

そのため、顧客のプロジェクトごとに進め方が多種多様になっています。制度設計、人材育成といった専門領域別で分けず、あらゆるテーマに対応していることがコーンフェリーヘイグループの特徴です。

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組織人事コンサルタントの求人

組織人事コンサルタント【マッキンゼー、ボストン・コンサルティング・グループ出身者多数】

フィールドマネジメント・ヒューマンリソースの組織人事コンサルタントの求人です。

経営課題解決に際し、人材と制度の両面からコンサルティングを行います。

組織人事戦略策定支援、人事制度改革とその定着支援、人材育成プロジェクトの立案と実行支援の3点が主な仕事内容です。教育研修アプローチとコンサルティングアプローチの2方向から顧客の課題解決に取り組みます。

経営人材/組織変革プロフェッショナル

経営大学院を運営するグロービスのアカウントマネジメントとコンサルティング営業を行う求人です。

クライアント企業の経営課題分析から人材育成・組織開発における戦略立案・設計・提案・実行までを一気通貫で担うマネジメント責任者となって、自ら主体となって課題解決を進めていきます。

また、経営層との関係性構築やコンサルティング営業を行い、新たな案件の創出をしていきます。

HR(ヒューマンリソース)コンサルタント

新卒採用サイトのリクナビや、中途採用の転職サイト「リクナビNEXT」、転職エージェントの「リクルートエージェント」などのサービスを提供しているリクルートキャリアのHRコンサルタントのポジションです。

大手企業の人事・採用課題に対しソリューション提供を行います。SPIなどの導入・活用を提案し中長期的な支援を行っていきます。

具体的に、仕事内容は大きく分けて、人材組織コンサルティングと人事課題解決の2つです。

人材組織コンサルティングでは、SPIなどの心理行動データを活用した人材分析、定着・活躍人材定義、職務要件定義の見直し、最適な人材配置の提案を行います。

人事課題解決では、効果の振り返りや課題設定をもとに、顧客の戦略パートナーとして課題の解決を目指します。

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村田浩輝

大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。

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