2019-07-31
TOEICテストの受験者数の推移は?2018年の受験者数は約266万人
この記事では、TOEICテストの受験者数の推移について、グラフを用いて解説しています。
TOEIC全体の受験者数の推移のみでなく、テストの種類別にリスニング&リーディングテスト、スピーキング&ライティングテスト、ブリッジテストの受験者数の推移についても解説します。
TOEICテストの受験者数の推移
TOEICテストの受験者数の推移を、TOEIC運営団体であるIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)の「TOEIC Program DATA&ANALYSIS 2019」を元に解説します。
TOEICは1979年に開始し、当時の受験者数は6,000人ほどでした。
その後受験者は増えていき、2000年には100万人を超え、2011年には200万人に到達しています。
2015年までは順調に数字を伸ばしていましたが、それ以降は横ばいとなっています。
グローバル化が進み、日本企業が海外の企業や団体と交渉する機会が増えたことで、TOEICはビジネスで必要な英語力を多面的に測ることができる世界共通のテストとして普及してきました。
2013年にIIBCが日本国内の上場企業の人事部門対象に実施した「上場企業における英語活用実態調査」によると、約63%の企業がTOEICテストの結果を利用していると回答しました。
英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定、海外出張や駐在の基準などでTOEICスコアが活用されるようになったことが、受験者数増加の1つの要因と考えられます。
TOEIC リスニング&リーディングテストの受験者数の推移
TOEIC リスニング&リーディングテストは、言葉通り「聞く、読む力」を測るマークシート形式のテストです。
2018年度は、約3,100の企業・団体・学校などでの採用されています。
TOEIC リスニング&リーディングテストの受験者数はTOEICテスト受験者数全体の約9割を占めており、全体の推移とほぼ同様に推移しています。
TOEIC スピーキング&ライティング テストの受験者数の推移
TOEIC スピーキング&ライティングテストは、2006年から実施された「話す、書く力」を測るテストです。
2018年度は約370の企業・団体・学校などで採用されています。
受験者数は2006年以降増加傾向が見られ、2011年には1万人を超え、2018年の受験者数は約4万人となりました。
TOEIC ブリッジテストの受験者数の推移
TOEIC ブリッジテストは、2001年から実施されている、日常生活で必要な「英語で聞く・読む能力」を測るテストです。
TOEIC リスニング&リーディングテストよりも日常的で身近な内容で試験時間が短いという特徴から、英語を基礎から学習したい初心者や中級者を対象にしたテストです。
TOEIC ブリッジテストの受験者数は2001年から年々増加し、2年後の2003年には5万人を超えました。
TOEIC リスニング&リーディングテストよりも基礎的な内容のため、受験に対するハードルが低いことが増加要因として考えられます。
その後、2010年には20万人を突破しましたが、以降減少もしくは横ばいで推移しています。
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