2019-09-10 2020-07-08
教師・教員を辞めた後はどうなる?後悔しないために事前に知っておきたいこと
教員の仕事の過酷さがニュースやメディアで取り扱われていることが増えています。
現在教員をされている方の中には、このまま教員を続けるのがベストなのだろうか悩んでいらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも教員を辞めた後はどうなるのか、辞めて後悔しないのだろうかという心配もあるのではないかと思います。
この記事では、教育業界専門の転職サイト「Education Career」を運営する弊社が、教師・教員を辞めた方のその後や後悔しないために知っておきたいことをまとめています。
最後まで読んで頂くと、教員を辞めた後のキャリアのイメージができ、後悔しないために必要なことが理解出来るようになっています。
目次
教師・教員を辞めた後、幸せそうなキャリアを歩む人は多い
教師・教員を辞めた後に民間企業に転職された方にお話を伺うと幸せそうなキャリアを歩まれている方が多いです。
教員を辞める前は悩まれたり、なかなか勇気が出なかったという方も多いのですが、実際に次のステップに進まれた方はスッキリとされ、良い環境にいる方が多いように感じます。
そうした方に共通の特徴は、
- なぜ教員をやめようと考えたのかが明確
- 教員以外の選択肢で得たいものが明確
なことです。
上記が明確になっていると、何が満たされれば満足なのかがはっきりしているので、辞めた後に後悔しづらいようです。
あくまで一例ですが、具体的には、
- プライベートを大事にするため土日に休める仕事がしたい
- 評価が明確な環境に行きたい
- 給与を上げたい
- 意思決定の早い環境で働きたい
- ビジネススキル(営業等)を高めたい
といった方々がいらっしゃいます。
もちろんそれぞれの環境で苦労はあるようですが、総じて幸福度は高まっていらっしゃる方が多い印象を受けます。
民間企業経験がない方も多く当初は不安も多かったようですが、教師や教員を辞めた後にも良いキャリアを歩まれているようです。
教員を辞めた後も、教育関連の仕事につく人が多い
教員を辞めた方は幸せそうなキャリアを歩んでいると書きましたが、具体的にどのような仕事に就かれる方が多いのでしょうか。
最も多いのは民間の教育関連企業での勤務です。
以下のような仕事に転じる方が多いようです。
- 学習塾の講師や教室帳
- 各種スクールのアドバイザー/接客担当
- 教材やカリキュラム作成担当
- 教育機関の事務
教員や教師の転職先として多いものや、教員免許が活かせる仕事の内容は以下の記事にまとめています。
▶教師から転職するには?年代別のキャリアプランは?転職する場合、どんな職種・求人があるの?
▶教員免許を活かせる仕事に転職!どんな求人がある?成功の秘訣を解説
教育関連以外の仕事では営業と事務関連の職種に就く人が多い
教員は教育業界以外の仕事は出来ないと考えていらっしゃる方も多いのですが、決してそんなことはありません。
教育関連業界以外に転じ、活躍されていらっしゃる方も多いです。
※とはいえ、未経験の領域に転じる場合はキャリアの序盤~初期が多く、30代以降ではかなり難しくなります。
具体的には、
- 営業/セールス
- 事務
に転じる方が多いようです。IT関連や人材、広告関連などの業界に進まれるかたが多いです。
上記の業界が比較的、業界未経験者でも積極的に採用を行っていることも要因です。
逆にメーカーや商社、金融などは経験者に募集を限定していることが多く、教員からの転職は多くありません。
教師を辞めた後に後悔するのは、焦って辞める場合
記事の冒頭で、教員を辞めた方には幸せそうな方が多いと書きました。
ただ一方で、教師を辞めたことを後悔される方もいらっしゃいます。
そういった方には、
- 現状が嫌でとにかく辞める
- 焦って次の進路を決めてしまう
といった特徴があります。
辞める理由があいまいな場合、結果として後悔につながることが多いようです。
教員の方には、現状の環境がとにかく辛いので、辞めることを優先される方もいらっしゃいます。
辞めることを優先してしまうと、仕事がないことに焦りを覚え、次の機会もなんとなくで選択してしまい、良い選択にならない可能性が高まります。
続いて、そういった後悔をしないように出来ることをまとめています。
▶教師・教員・先生をやめたい・・よくある理由と代表的な転職先、対処法を解説
教師を辞めた後に後悔しないために出来ること
辞めた後に後悔する方もいると書きましたが、後悔しないためにはどうすればよいのでしょうか。
それは、以下の内容を整理、言語化することです。
- なぜ辞めたいのか
- 辞めて失われるもの
- 優先したいこと・重要なこと
上記を整理、言語化出来ると、辞めたい理由や何のために辞めるのかが明確になるので、辞めた後の後悔も生まれにくくなります。
また、大前提として理解しておく必要があるのが「トレードオフ」です。
教員を辞めて別の仕事を探すということは、失うものもあれば得るものもあります。
現在の仕事内容や、公立学校の教員の場合、公務員という安定した地位を失うことにもなります。
失うものがあるということを理解せずに辞めてしまうと、「やっぱり辞めなければよかった」という後悔に繋がりやすくなります。
こうした教師・教員を辞めることで失われるものを事前に整理しておき、その代わりに何を得るのかを明確にしておくことが、辞めたあとに後悔しないコツです。
▶教師・教員の履歴書・職務経歴書の書き方!例文・サンプル付!教育業界専門の転職エージェントが解説
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教師・教員を辞めたあとのキャリアの相談ならEducation Careerにご相談ください
弊社は教育業界専門の転職サイト・転職エージェント「Education Career」を運営しています。
その中で多くの教員・教師の方の転職も支援してきました。
ここでは、転職活動において弊社を活用頂くメリットをご紹介します。
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教育業界専門の転職エージェントだから、他のエージェントでは積極的に紹介されないような求人(教材制作/学校営業/スクール運営/各種企画職)もご案内いたします。
- EdTech(教育×テクノロジー)
- STEAM教育
- グローバル人材育成
- 社会人教育
などの関心領域に合わせてご提示することも可能です。
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弊社では、弊社オフィスにお越しいただくか、電話/ビデオ通話等での面談を必須としています。
面談を通じて、
- 教材作成や企画にチャレンジしたい
- 年収をあげたい
- 土日休みの仕事がしたい
- 夜遅い勤務を日中勤務にしたい
といった要望、条件を伺った上で、よりよいキャリアの選択肢を提示するためです。
※ご紹介可能な求人はご経歴や、タイミング・時期によって変動いたします。状況によっては転職をおすすめしないこともあります。
③豊富な実績を元に、書類作成、選考対策をサポートします
- 学校の先生/教員
- 学習塾の講師や教室長
- 各種の教材制作/編集
- 教育関連業種での営業
- ITエンジニア
- 異業界から教育業界への転身
などなど多くの方々の教育業界での転職を支援しております。
出身の職種特有の書類の作成や面接対策も行っています。
教育関連の企業に興味はあるが、知識や経験がなくどのようにするべきかわからないという方は、弊社にご相談頂ければコツやポイントをお伝えします。
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弊社のご利用は全て無料です。
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ご要望やタイミングに合わせて、転職活動の開始時期等もアドバイスさせて頂き、支援いたします。
今すぐではないが、今後考えているという方のキャリア相談も歓迎しておりますので、お気軽にご相談ください。
早期の活動開始と事前準備が転職成功のカギ!お早めに相談ください
ご自身が納得され、条件的にも満足出来るような転職活動を行うには、
- 情報収集
- 選考の対策
が欠かせません。
ただ弊社の感覚値、90%以上の方の準備が不足しています。
準備を行えば採用につながる可能性がある場合でも、準備不足によりお見送りになってしまうケースがあります。
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