2020-12-07 2022-12-16
教員・教師・学校の先生におすすめの転職活動のスケジュール
学校で働く教員の転職活動は一般の方の転職活動と少し異なる部分があります。
この記事ではこれまで多くの教員の方の転職支援を行ってきた、また、教育業界専門の転職エージェント「Education Career」を運営する弊社が、教員におすすめの転職活動のスケジュールとその理由、アドバイスを解説します。
目次
教員におすすめの転職活動のスケジュール
- 4月に入社するスケジュールがおすすめ
- 2月には内定を得る(3月でも可、ただし退職交渉次第)
- 12~1月には選考を進める
教員の転職活動は4月入社を目指すのがおすすめです。
4月に入社すると考えて逆算すると、2月には内定を得ておくのが良いでしょう。
内定を得るのは3月でも良いですが3月末退社となると急ではあるので、これは退職交渉次第と言えます。
2月に内定を得るためにかかる期間を逆算すると、12月か1月には選考を進めておきたいところです。
もちろん2~3月に転職活動を始めても転職はできるかもしれませんが、重要な意思決定である転職活動を急ぐのはあまりおすすめできません。
できるだけ前の段階から転職活動を進めていくことをおすすめしています。
教員の転職活動事情
教員の転職活動のスケジュールは、4月入社を目指し、12月~1月に選考を進めるのがおすすめと説明しました。
その理由を以降で、
- 一般的な転職活動のスケジュール
- 教員の転職活動事情
を挙げて解説します。
一般的な転職活動のスケジュール
書類選考から内定承諾までだいたい1~2か月かかるのが標準的な転職活動のスケジュールです。
- 情報収集:個人差あり、どの程度行うか次第
- 書類選考:即日~2週間ほど
- 面接:1か月程度
- 内定
- 入社:内定承諾後1か月が多い
一般的な転職活動のステップとそれぞれにかかる期間をまとめました。
書類選考にかかる期間は企業によりさまざまで、即日~2週間程度です。複数の会社に応募している場合、その分ずれが生じることがあります。
面接にかかる期間は面接の回数と日程調整次第で、およそ1か月です。
面接が2回行われる場合、1か月間のだいたいのスケジュールは
- 1週目:一次面接実施
- 2週目:一次面接合格通知、二次面接の日程調整
- 3週目;二次面接実施
- 4週目:内定
となります。
内定承諾後、入社するのは承諾から1か月空いた翌月であることが多いです。
例えば、2020年11月に内定をもらい入社承諾をした場合、12月は有給消化や引継ぎの期間にあたり、2021年1月に入社するのが最も多いスケジュールです。
教員の転職活動の事情
- 業務の切れ目が年度ごと
- 転職のタイミングが3~5月に集中する
- 転職先として多い教育関連企業も3~5月の採用が多い
一般企業は月や2~3か月単位で業務の切れ目がある場合が多いですが、学校の先生は担任を持っていたりするため、その限りではありません。
そのため、教師の転職のタイミングは3~5月、特に4月に集中します。
また、教員の転職先として多い教育関連企業も学校のスケジュールや学年の上がるタイミングに合わせて事業を行う会社が多いため、年度始まりである3~5月は積極的に中途採用を行うタイミングです。
教員の方自身の都合と受け入れ側の企業の都合があり、タイミングが3~5月に集中するということです。
弊社の感覚値では、7~8割の教員の方が3~5月に転職をしています。
4月は教員に限らず転職をされる方が多いですが、特に教員の方は「チャンスのタイミングが集中する」と覚えておいていただければと思います。
教員の転職活動についてアドバイス
最後に、教員の転職活動についてアドバイスです。
- 選考が順調に進むとは限らない
- 早めに動くデメリットはない
- 内定を得たからといって転職しなければいけないわけではない
- 転職する気持ちがあるのであれば動いてみる
12月~1月に転職活動を始めるべきとお伝えしましたが、実際、直前になって転職活動を開始される方も多いです。
ただ、選考は順調に進むとは限りません。
自分が行きたいと思っている会社の選考の日程調整がうまくいかない、複数社を選考を進めていても落ちてしまった等で時間が足りなくなってしまうことがあります。
早めに動くことのデメリットは特にないので、落ち着いて意思決定をするためにも、ゆとりをもったスケジュールで進めていきましょう。
また、転職活動をして内定を得たからと言って、転職を必ずしなければいけないわけではありません。
内定を得た会社と現職を比較してみて「やっぱり現職がいい」と意思決定をする方も当然いらっしゃいます。
その求人は来年も募集されているかわかりません。
転職する気持ちや興味が少しでもあるのであれば、まずは動いてみるのも良いのではないかなと思います。
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教育業界への転職でEducation Careerを活用する4つのメリット
弊社は教育業界専門の転職サイト・転職エージェント「Education Career」を運営しています。
ここでは、転職活動において弊社を活用頂くメリットをご紹介します。
①独自の求人やテーマに合わせた求人を紹介可能
教育業界専門の転職エージェントだから、他のエージェントでは積極的に紹介されないような求人(教材制作/学校営業/スクール運営/各種企画職)もご案内いたします。
- EdTech(教育×テクノロジー)
- STEAM教育
- グローバル人材育成
- 社会人教育
などの関心領域に合わせてご提示することも可能です。
②面談を通した、個人にとってよりよいキャリアを提案
弊社では、弊社オフィスにお越しいただくか、電話/ビデオ通話等での面談を必須としています。
面談を通じて、
- 教材作成や企画にチャレンジしたい
- 年収をあげたい
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- 夜遅い勤務を日中勤務にしたい
といった要望、条件を伺った上で、よりよいキャリアの選択肢を提示するためです。
※ご紹介可能な求人はご経歴や、タイミング・時期によって変動いたします。状況によっては転職をおすすめしないこともあります。
③豊富な実績を元に、書類作成、選考対策をサポートします
- 学校の先生/教員
- 学習塾の講師や教室長
- 各種の教材制作/編集
- 教育関連業種での営業
- ITエンジニア
- 異業界から教育業界への転身
などなど多くの方々の教育業界での転職を支援しております。
出身の職種特有の書類の作成や面接対策も行っています。
教育関連の企業に興味はあるが、知識や経験がなくどのようにするべきかわからないという方は、弊社にご相談頂ければコツやポイントをお伝えします。
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弊社のご利用は全て無料です。
また、転職相談・面談を行ったからといって、求人に応募しなければいけないわけではありません。
ご要望やタイミングに合わせて、転職活動の開始時期等もアドバイスさせて頂き、支援いたします。
今すぐではないが、今後考えているという方のキャリア相談も歓迎しておりますので、お気軽にご相談ください。
早期の活動開始と事前準備が転職成功のカギ!お早めに相談ください
ご自身が納得され、条件的にも満足出来るような転職活動を行うには、
- 情報収集
- 選考の対策
が欠かせません。
ただ弊社の感覚値、90%以上の方の準備が不足しています。
準備を行えば採用につながる可能性がある場合でも、準備不足によりお見送りになってしまうケースがあります。
転職エージェントを活用頂ければ、本人では気づきづらい、もったいないミスも避けることが出来ます。
特に弊社は、教育業界における実績が多数ございますので、業界特有、個別の企業に対する対策を行えます。
ただ、高い品質での面談を行うため、面談数は限定で行っています。
面談ご希望の方は、出来るだけお早めに以下のフォームよりご相談ください。
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