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2022-06-21

教育/EdTech分野の資金調達・M&A・上場データまとめ【2021年版/国内】

この記事では、2021年の教育×IT(EdTech)分野のベンチャーやスタートアップの資金調達の情報やM&Aの情報をまとめています。

EdTech・教育業界の資金調達/M&Aデータに関して

この記事でまとめている資金調達やM&Aの情報は、各社のプレスリリース・IRで公開されているデータを基に作成しています。

プレスリリース等を行わず資金調達を行っている企業もありますが、そういったデータは含まれていません。

▶教育ベンチャー・スタートアップのまとめ!分類方法やM&A、資金調達状況も

EdTech(エドテック)とは何か?読み方は?注目される背景やeラーニングとの違いを解説

2021年の日本国内での資金調達一覧

2021年の日本国内で資金調達を行った、企業名・調達日(情報の公表日)・調達金額・出資元の情報を一覧にしています。

企業名 調達日
(公表日)
調達額 出資元
株式会社Study Valley 2/16 複数の個人投資家
ワンダーラボ株式会社 3/3 6,000万円 旺文社ベンチャーズ、EduLab Capital Partnersがそれぞれ運営するファンド
株式会社ハグカム 3/9 日本郵政キャピタル株式会社、株式会社VOYAGE VENTURES、株式会社グロービス
Now Do株式会社 3/31 4.8億円 伊沢拓司、川合哲雄、衣川洋佑、迫佑樹、篠塚孝哉、島田亨、高稲達弥、谷元樹、田村淳、ダルビッシュ有、中野賀通、西野亮廣、西村博之、氷室利夫、松岡潤、Kent Wakeford他
ユニファ株式会社 6/2 40億円 Minerva Growth Partners、MPower Partners、第一生命保険、Salesforce Ventures、DIMENSION、創発の莟ファンド、GLIN Impact Capital、株式会社博報堂DYベンチャーズほか海外資産運用会社
株式会社Xtraveler 6/30 小野写真館、小野哲人氏
株式会社COTEN 6/30 8,400万円 REAPRA、ドーガン・ベータ、都築国際育英財団、ウラノス、ゼロトゥワン並びに4名のエンジェル投資家
atama plus株式会社 7/21 約51億円 DCMベンチャーズ、ジャフコ グループ、Pavilion Capital、T. Rowe Priceなど
株式会社しくみデザイン 7/30 3億円 ウェルビー株式会社およびエンジェル投資家12名
Novakid 8/20 約38億2,000万円 Owl VenturesとGoodwater Capital、PortfoLion、TMT Investments、Xploration Capital、LearnStart、LETA Capital、BonAngels
株式会社Schoo 8/25 約7億円 Bonds Investment Group株式会社、インキュベイトファンド株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、鎌倉投信株式会社・フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、山口フィナンシャルグループ傘下の山口キャピタル株式会社
株式会社SPICY 8/31 約1億100万円 ANRI、サムライインキュベート、国内外の個人投資家
株式会社Inspire High 8/31 約1.5億円 池森ベンチャーサポート、Sony Innovation Fund、PR TIMES、ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン、鈴木達哉氏、梅田裕真氏、小柴正浩氏ら
株式会社WizWe 9/1 4.1億円 モバイル・インターネットキャピタル株式会社、株式会社新生銀行、エッグフォワード株式会社、ウエルインベストメント株式会社
PAPAMO株式会社 9/27 5,600万円 W ventures、三井住友海上キャピタル株式会社(MSIVC2020V投資事業有限責任組合)、個人投資家複数名
ライフイズテック株式会社 10/26 25億円 海外機関投資家、株式会社クレディセゾン
株式会社Yondemy 11/9 1億円 XTech Ventures、D4V、W ventures、F Ventures
株式会社Libry 11/17 約3.4億円 株式会社LITALICO
株式会社LX DESIGN 12/1 森本千賀子氏や中村真広氏をはじめとする個人投資家複数名

2021年に国内で資金調達を行ったEdTech・教育業界の企業の詳細

上記の表にした企業の概要、事業内容、資金調達の目的などをまとめています。

株式会社Study Valley

株式会社Study Valleyは2021年2月16日、複数の個人投資家を引受先とした第三者割当増資により、資金調達を実施したことを発表しました。

企業概要・事業内容

同社は学習・業務支援プラットフォーム「TimeTact」や学習コンテンツの検索エンジン「CanBee」、算数のオンライン学習「アンカー」等を開発・提供しています。

また、経済産業省の未来の教室が運営する「STEAMライブラリー」のシステム構築事業者にも採択されています。

目的

  • 既存事業の開発費
  • 人材費
  • 新規事業開発

ワンダーラボ株式会社

ワンダーラボ株式会社は3月3日、旺文社ベンチャーズ、EduLab Capital Partnersから資金調達を実施しました。

2020年7月に実施した株式会社小学館からの資金調達を含む、3社からの合計調達額は3.1億円となっています。

企業概要・事業内容

ワンダーラボ株式会社は2014年4月に、花まるラボとして設立されました。

2016年より一般向けに思考センス育成アプリ「Think!Think!」を提供開始。

2020年2月に社名変更を行い、同年4月より通信教育サービス「WonderBox」を開始しています。

目的

  • プロダクトの開発体制の整備
  • 人材採用
  • プロモーション
  • 海外展開に向けた調査・体制整備

引受先一覧

株式会社旺文社ベンチャーズおよび株式会社EduLabのグループファンドであるEduLab Capital Partnersがそれぞれ運営するファンド

株式会社ハグカム

株式会社ハグカムは事業会社3社が運営するファンドより資金調達を実施したことを、2021年3月9日に発表しました。

企業概要・事業内容

同社は子供向けのオンラインマンツーマン英会話スクール「GLOBAL CROWN」を2015年11月に開始。

3~5人の少人数グループで学べる「GLOBAL CROWN for Group」や、法人向けのサービスも展開しています。

目的

  • 英会話領域の事業拡大およびジャンルの拡張
  • オンラインスクールプラットフォームの構築

引受先一覧

  • 日本郵政キャピタル株式会社
  • 株式会社VOYAGE VENTURES
  • 株式会社グロービス

Now Do株式会社

Now Do株式会社は、個人投資家や企業などを引受先とする第三者割当増資により、シードラウンドで総額4.8億円の資金調達を実施しました。

企業概要・事業内容

本田圭佑氏が代表を務めるNow Do株式会社は、

  • オンラインスクール「NowDo」
  • スポーツトレーナーとユーザーとのマッチングサービス「NowEX」
  • 音声SNS「NowVoice」(株式会社運動通信社と共同で運営)

を運営しています。

オンラインスクール「NowDo」では、社会で活躍するプロが行うオンラインLIVE講義や、同じ夢を目指す仲間と切磋琢磨できるSNSを、中高大学生に対して無料で提供しています。

目的

教育格差問題の改善に向けた事業の加速。具体的には以下の通り。

  • 企業連携や子供たちに自分の経験を伝えたい大人(NowDoProfessional)の増員
  • コンテンツ動画や音声SNSの品質向上やサービスの開発
  • 営業の拡大

引受先一覧

  • Angelラウンド投資家(2019年11月付 5,000万円調達)
    • 赤坂優(株式会社エウレカ Pairs創業者)
    • 有安伸宏(起業家・エンジェル投資家)
    • 石川遼(CASIO)
    • 瓜生健太郎(弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所)
    • 黒越誠治(株式会社 デジサーチアンドアドバタイジング 代表取締役)
    • 中川綾太郎(newn inc. 代表取締役)
    • 長友佑都(オリンピック・マルセイユ)
    • 名村卓(株式会社メルカリ CTO)
    • 錦織圭(日清食品株式会社)
    • 福島良典(株式会社LayerX 代表取締役)
    • 古川健介(アル株式会社 代表取締役)
    • 村上浩輝(株式会社ツクルバ 代表取締役)
    • Kevin Chou(Founder of Rally)
    • Kevin M. Lin(COO of Twitch)
    • Siqi chen(CEO of Sandbox VR)
  • Seedラウンド投資家(2021年3月30日付 4.8億円調達)
    • 伊沢拓司(株式会社QuizKnock 代表取締役)
    • 川合哲雄(投資家)
    • 衣川洋佑(株式会社baton 代表取締役)
    • 迫佑樹(株式会社スキルハックス 代表取締役)
    • 篠塚孝哉(株式会社TASTE LOCAL 代表取締役)
    • 島田亨(株式会社USEN- NEXT HOLDINGS 取締役副社長COO)
    • 高稲達弥(YouTuber)
    • 谷元樹(投資家)
    • 田村淳(吉本興業株式会社 所属)
    • ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)
    • 中野賀通(株式会社ハンズオン 代表取締役)
    • 西野亮廣(絵本作家・著作家)
    • 西村博之(2ちゃんねる創業者)
    • 氷室利夫(投資家)
    • 松岡潤(投資家)
    • Kent Wakeford(Co-Founder & Vice Chairman at Gen.G Esports) その他
  • 企業
    • 株式会社アカツキ (本社:東京都品川区、代表取締役社長 香田 哲朗)
    • 株式会社マクアケ (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 中山 亮太郎)

ユニファ株式会社

ユニファ株式会社はシリーズDラウンドとして、総額40億円の資金調達を実施しました。

企業概要・事業内容

2013年に設立された同社は、保育施設や保育関係者に向け

  • IoTやAIを活用したICTサービス「ルクミー」
  • 記録管理の負担を軽減する「キッズリ-」

を提供しています。

目的

  • 「ルクミー」シリーズや新規事業に関わるプロダクト開発費用
  • さらなる顧客施設拡大に向けた営業・マーケティング費用
  • 優秀な人材の獲得費用
  • M&A 等

引受先一覧

  • 海外投資家:Minerva Growth Partners 、MPower Partners、Salesforce Ventures、他1社(ロングオンリー型・独立系資産運用会社)
  • 国内投資家:第一生命保険株式会社、DIMENSION株式会社、創発の莟ファンド、GLIN Impact Capital、株式会社博報堂DYベンチャーズ

株式会社COTEN

株式会社COTENは、株式会社REAPRA、株式会社ドーガン・ベータ、一般財団法人 都築国際育英財団、株式会社ウラノス、ゼロトゥワン株式会社並びに4名のエンジェル投資家を引受先とする総額8,400万円の資金調達を2021年6月に実施したことを発表しました。

企業概要・事業内容

株式会社COTENは、「歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)」を運営しています。

COTEN RADIOは、現在開発中の「世界史データベース」事業の広報活動として始められたものです。

同社は膨大にある世界史の情報を統一のルールで整理・データベース化し、誰もがアクセスできる状態を目指しています。

目的

2021年中にβ版のリリースを予定している、世界史データベース「coten(仮称)」の開発

引受先一覧

  • 企業
    • 株式会社REAPRA
    • 株式会社ドーガン・ベータ
    • 一般財団法人 都築国際育英財団
    • 株式会社ウラノス
    • ゼロトゥワン株式会社
  • 個人投資家
    • 石塚 亮氏(メルカリ共同創業者)
    • 富島 寛氏(メルカリ共同創業者)
    • 柄沢 聡太郎氏(スターフェスティバル株式会社 取締役CTO)ほか

atama plus株式会社

atama plus株式会社は7月21日、シリーズBラウンドで約51億円の資金調達を行いました。

今回の増資により2017年4月の創業以降、金融機関からの融資を含む累積調達額は約82億円となっています。

企業概要・事業内容

AIで学習を個別最適化する「atama+」を全国の塾・予備校に提供しています。

2022年5月には「atama+」のサービス向上に向け、長野県に学習塾「THINX」を2教室開校しています。

目的

  • プロダクト開発の速度、顧客支援体制を強化
  • マーケティング活動への投資

引受先一覧

  • DCMベンチャーズ
  • ジャフコ グループ
  • Pavilion Capital(シンガポールのテマセク・ホールディングス傘下)
  • T. Rowe Price(米運用会社大手) など

株式会社しくみデザイン

2017年7月30日、株式会社しくみデザインは総額3億円の資金調達を発表しました。

企業概要・事業内容

同社は、直感的な操作だけでゲームや絵本を作れるプログラミングアプリ「Springin’」を提供しています。

2022年6月現在でアプリの総ダウンロード数は95万回、クリエイター登録者数は100,000人を超えています。

目的

  • 「Springin’」のマルチプラットフォーム開発
  • 指導者向け授業支援サービス「Springin’ Classroom」のシステム及び教材の開発
  • サービスの普及

引受先一覧

ウェルビー株式会社およびエンジェル投資家12名

Novakid

Novakidは8月20日、3500万米ドル(約38億2,000万円)のシリーズB、第三者割当増資を実施しました。

企業概要・事業内容

4~12歳までの子ども向けのオンライン英会話レッスンを提供しています。

米国で法人化され、欧州と中東・北アフリカ地域を中心に40カ国以上で展開。

2021年6月時点のユーザーは80%が欧州、中東と北アフリカが15%、アジア太平洋地域が5%となっています。

目的

  • アジアの新市場への進出
  • 既存市場(欧州、中東・北アフリカ)での地位の強化
  • オリジナル教育コンテンツの開発
  • 新しいゲーミフィケーション・プラットフォームの立ち上げ など

引受先一覧

  • Owl Ventures
  • Goodwater Capital
  • PortfoLion
  • TMT Investments
  • Xploration Capital
  • LearnStart
  • LETA Capital
  • BonAngel

株式会社Schoo

株式会社SchooはBonds Investment Group株式会社をリード投資家として、インキュベイトファンド株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、鎌倉投信株式会社、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、山口キャピタル株式会社から総額約7億円の資金を調達しました。

企業概要・事業内容

同社はオンライン生放送学習コミュニティ「Schoo」を2012年より開始。

個人と法人合わせての登録会員数は約65万人、導入企業実績は2,000社を突破しています。

目的

  • 「Schoo」や高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing(β版)」のサービス向上のための人材採用
  • マーケティング投資

引受先一覧

  • Bonds Investment Group株式会社
  • インキュベイトファンド株式会社
  • SMBCベンチャーキャピタル株式会社
  • 鎌倉投信株式会社
  • フューチャーベンチャーキャピタル株式会社
  • 山口キャピタル株式会社(山口フィナンシャルグループ傘下)

株式会社SPICY

株式会社SPICYは8月31日、ANRIをリード投資家として、サムライインキュベート他、国内外の個人投資家から総額約1億100万円の資金調達を実施したことを発表しました。

企業概要・事業内容

スキルアップや資格取得のためではなく、趣味としての「知識」、人生を豊かにする「智恵」を得られるオンラインプラットフォーム「Classmate」を提供しています。

目的

  • 人材採用(エンジニア・マーケティング)
  • 組織体制の強化
  • マーケティングとコースの拡充

引受先一覧

  • ANRI
  • サムライインキュベート
  • その他、国内外の個人投資家(メルカリ米国CEO ジョン・ラーゲリン氏、早稲田大学ビジネススクール教授 内田 和成氏など)

株式会社Inspire High

株式会社Inspire HighはシリーズプレAラウンドとして、池森ベンチャーサポート、Sony Innovation Fund、PR TIMES、ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン、鈴木達哉氏、梅田裕真氏、小柴正浩氏らを引受先とした約1.5億円の資金を調達しました。

企業概要・事業内容

同社は株式会社cinraより独立し、2019年11月に設立。EdTech教材の「Inspire High」を提供しています。

教材には、世界中で活躍する、

  • オードリー・タン(台湾デジタル大臣)
  • 谷川俊太郎(詩人)
  • エマニュエル・マンクラ(マサイ族長老)
  • 渡辺直美(お笑い芸人 )
  • 山崎直子(宇宙飛行士)

などの多様なガイドが登場し、価値観や仕事、社会課題に触れる体験を提供しています。

Inspire High導入校では、探究学習やキャリア教育・進路学習、外国語学習などに活用されているようです。

目的

営業活動およびカスタマーサクセス、プログラム開発の強化

引受先一覧

  • 池森ベンチャーサポート
  • Sony Innovation Fund
  • PR TIMES
  • ユナイテッド・マネージャーズ・ジャパン
  • 鈴木達哉氏
  • 梅田裕真氏
  • 小柴正浩氏 ほか

株式会社WizWe

株式会社WizWeは9月1日、モバイル・インターネットキャピタル株式会社、株式会社新生銀行、エッグフォワード株式会社、ウエルインベストメント株式会社を引受先とする2.6億円の第三者割当増資および日本政策金融公庫の特別融資制度「新事業育成資金」1.5億円の適用により、総額4.1億円の資金調達を実施しました。

企業概要・事業内容

同社は、メンターサポートにより学習習慣化を実現する「Smart Habit」を提供しています。

「Smart Habit」をサブスク型にしたサービス「Smart Habit LTV」は2021年に運用を開始しました。

目的

  • チャーン防止及びLTV向上のための営業支援サービス「Smart Habit LTV」事業の進化
  • Smart HabitにAI予測演算を組み込むことによる行動習慣化の成果向上
  • 上場を目指した組織体制の強化

引受先一覧

  • モバイル・インターネットキャピタル株式会社
  • 株式会社新生銀行
  • エッグフォワード株式会社
  • ウエルインベストメント株式会社

PAPAMO株式会社

PAPAMO株式会社は9月27日、シードラウンドにおいて、第三者割当増資及び金融機関からの融資により総額5,600万円の資金調達を行ったことを発表しました。

企業概要・事業内容

PAPAMOは、

  • 週に1回30分のこども向けオンライン運動教室「へやすぽ」
  • 月額980円で運動動画見放題のサービス「へやすぽTV」

を提供しています。

目的

  • コンテンツ強化
  • マーケティング強化
  • 新サービス「へやすぽTV」の開発

引受先一覧

  • W ventures
  • 三井住友海上キャピタル株式会社(MSIVC2020V投資事業有限責任組合)
  • 個人投資家複数名

ライフイズテック株式会社

ライフイズテック株式会社は10月26日、シリーズDラウンドとして、海外機関投資家から約20億円、株式会社クレディセゾンから約5億円の総額25億円の資金調達を行ったことを発表。

これまでの累積調達額は約55億円となっています。

企業概要・事業内容

2010年に創業したライフイズテックは、

  • 中高生向けのIT・プログラミングキャンプ事業
  • 中高生向けのIT・プログラミングスクール事業
  • ディズニーのプログラミング学習教材「テクノロジア魔法学校」

などを提供するEdTech企業です。

目的

事業および教材やプロダクト開発、人材採用

引受先一覧

海外機関投資家、株式会社クレディセゾン

株式会社Yondemy

株式会社Yondemyは11月9日、XTech Ventures、D4V、W ventures、F Venturesを引受先とする総額1億円の第三者割当増資をプレシリーズAラウンドにて実施しました。

企業概要・事業内容

Yondemyは、子どもが読書好きになるオンラインサービス「ヨンデミーオンライン」を提供しています。

「AI司書」が子どもの好み・読む力を分析し、読書欲を引き出す1冊をおすすめします。

目的

  • 「ヨンデミーオンライン」の子どもUX・保護者UXそれぞれの改善
  • 組織体制の強化

引受先一覧

  • XTech Ventures
  • D4V
  • W ventures
  • F Ventures

株式会社Libry

株式会社Libryは11月17日、株式会社LITALICOを引受先とした第三者割当増資により、資金調達を行ったことを発表しました。

2017年のサービス提供開始から約4年での累計調達額は8億円以上となっています。

企業概要・事業内容

中高生向けのデジタル教材プラットフォーム「Libry」を提供しています。

「Libry」は、出版各社が発行する既存の教科書や参考書・問題集をデジタル化し、生徒一人ひとりの学習履歴に基づいたアダプティブ・ラーニングを可能にします。

目的

プロダクト開発・営業体制の強化

引受先

株式会社LITALICO

株式会社LX DESIGN

株式会社LX DESIGNは12月1日、個人投資家複数名を引受先とした資金調達を行ったことを発表しました。

企業概要・事業内容

LX DESIGNは2018年7月に設立されました。

複業で先生をしたい人と学校をつなぐマッチングサービス「複業先生」を提供しています。

目的

  • 学校の関係人口創出のための外部人材活用サービス『複業先生』の開発
  • マーケティング等のさらなる拡大
  • 人材の採用

引受先一覧

  • 森本千賀子氏(株式会社morich)
  • 中村 真広 氏(株式会社ツクルバ 共同創業者・取締役 / 株式会社KOU 代表取締役) ほか個人投資家複数名

▶教育業界/EdTech分野の資金調達・M&A・上場データまとめ【2016年版/国内】

▶教育業界/EdTech分野の資金調達・M&A・上場データまとめ【2015年版/国内】

2021年に上場、M&AしたEdTech・教育関連企業の一覧

企業 上場日
(公表日)
上場/買収
株式会社ウィザス 5/19 買収
全研本社株式会社 6/16 上場
株式会社早稲田アカデミー 11/30 買収
株式会社サクシード 12/22 上場

以下で詳細をご説明します。

株式会社ウィザス

株式会社ウィザスは5月7日開催の取締役会において、アンガーマネジメント株式会社の発行済株式の全部を取得し、同社を子会社化することを決議したと発表しました。

ウィザスは「第一ゼミナール」をはじめとした学習塾事業、通信制高校「第一学院高等学校」などの高校・キャリア支援事業を基軸としています。

アンガーマネジメント株式会社は、自分の感情をより良く理解し、適切に対処する心理トレーニングである「アンガーマネジメント」の日本における第一人者である安藤俊介氏が 2015 年に設立した企業です。

アンガーマネジメント社がウィザスグループに加わることで、社会における自分の感情をより理解し適切に対処する方法を学ぶ「アンガーマネジメント」のニーズの高まりに応えることを目指すようです。

全研本社株式会社

全研本社株式会社は6月16日に、東京証券取引所マザーズへ新規上場しました。

コンテンツマーケティングを主力としたIT事業、同社が所有するオフィス用ビルの賃貸を主とする不動産事業、そして40年以上にわたり展開する語学事業が主な事業内容です。

語学事業では、

  • 法人向け語学研修:トヨタグループ等大手グループに、様々な言語(英語、中国語、仏語等)の研修を提供
  • 留学斡旋:米国大学スカラーシップ協会の日本総代理店として、「正規留学」「奨学金付き留学」をサポート
  • 日本語教育:法務省と文部科学省から認可を得た「リンゲージ日本語学校」を運営

などを行っています。

株式会社早稲田アカデミー

株式会社早稲田アカデミーは10月29日、株式会社明光ネットワークジャパンと2010年8月27日付及び2010年9月9日付で締結した業務・資本提携契約を解消すること、及び明光ネットワークジャパンの新設子会社となる株式会社個別進学館の全株式を取得し子会社化することを決議し、明光ネットワークジャパンと合意したことを発表しました。

早稲田アカデミーと明光ネットワークジャパンの業務・資本提携は、高学力層向け個別指導塾「早稲田アカデミー個別進学館」の相互展開に取り組むためのものでした。

  • すでに両社のノウハウを活かした「早稲田アカデミー個別進学館」ブランドの確立と新規出校が順調に進み、本提携の主要な目的を果たすことができたとの認識を共有できたこと
  • 明光ネットワークジャパンが新設分割により完全子会社として設立する予定の「株式会社個別進学館」の株式を早稲田アカデミーが取得しグループの成長戦略の一環として一体感を持って事業を推進していくこと

が「早稲田アカデミー個別進学館」のブランド拡充をさらに加速させていくものとの確認に至り、提携解消となりました。

※同年12月24日の取締役会において、2022年3月1日を効力発生日として株式会社個別進学館を吸収合併することを決議したと発表されています。

株式会社サクシード

株式会社サクシードは主に、教育サービスと人材サービス事業を行っています。

教育サービス事業においては、

  • 神奈川県内全22校舎の「個別指導学院サクシード」※校舎数は2021年11月時点
  • 首都圏と関西圏で展開する「家庭教師のサクシード(対面型家庭教師)」
  • オンライン家庭教師事業
  • 学習塾つき学童保育「ペンタスkids」

等のサービスを提供しています。

12月22日に東京証券取引所マザーズに上場しました。

▶教育業界/EdTech分野の資金調達・M&A・上場データまとめ【2018年版/国内】

▶教育業界/EdTech分野の資金調達・M&A・上場データまとめ【2017年版/国内】

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