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2018-12-18

コーチングとは?コンサルティングやカウンセリングとの違いは?注目される背景、教育サービスでの導入事例を紹介

この記事では、近年注目度が高まっている、「コーチング」についてまとめています。

コンサルティングやカウンセリングとの違い、コーチングが注目される背景、英語領域での導入事例を紹介しています。

コーチングとは

コーチングとは、相手に問いを投げかけ、必要なスキルや考え方などに気付けるよう促すことで、相手を目標達成へと導くコミュニケーションのことです。

相手の学習能力を高めるための育成方法論のひとつです。

コーチングの主体となるのは、コーチではなく、あくまで相手(クライアント)です。双方向的なコミュニケーションをし、相手の自発的な行動を促します。

コーチは「答えは相手(クライアント)の中にある」という考え方のもと、行動を誘導したり制限したりせず、より効果的に行動できるよう焦点を絞り、あらゆる行動の選択肢を明確にします。

コーチングとコンサルティングの違いは?

コンサルティングとは、コンサルタントが自らの持つ専門知識・技術を用いて相手に課題解決策を提案することです。

ヒアリングした内容をもとに、戦略・行動プランを考え提案や助言を行います。

コンサルティングは、コーチング同様に相手の行動変容を目的としますが、コミュニケーションの主体と方法が異なります。

コンサルティングの主体は、自分(コンサルタント)です。そして、自分が専門家として相手に提案を行います。先ほど述べたように、コーチングは「答えは相手(クライアント)の中にある」という考え方が前提にあるので、解決策の提案を積極的に行うコンサルティングとは異なります。

コーチングとカウンセリングの違いは?

カウンセリングとは、心理的な手法で相手の問題解決を支援することです。

コーチング同様に相手へ問いを投げかけ解決の援助を行います。コーチングとは、コミュニケーションの主体と扱う問題が異なります。

カウンセリングの主体は、相手(クライアント)と自分(カウンセラー)です。共同で問題を解決するという意識で、コミュニケーションをとります。

また、カウンセラーが扱う問題は、相手が現在抱えている精神的な悩みに一般的には限定されます。相手に質問しながら問題が生じる原因を引き出し、解決の援助を行います。

コーチングが注目される背景は?

コーチングが注目されている背景として、現代のビジネス社会の変化の速さと個人の価値観の多様化などが考えられます。

現代のビジネス社会は、変化が激しく、予測しなかった状況が次々と生まれる環境だと言われています。

そのため、変化に柔軟に対応し、自主的に判断ができる人材が求められるようになりました。

そして、経営者や部下を持つ上司がそのような人材の育成を行うことを目的に、コーチングを学習するようになったことが背景のひとつとして考えられます。

また、個人の価値観と業務が多様化したことで、社員それぞれが抱える課題の個別性が高まっています。

コーチの役割を担う管理職などの人々が、その環境に対応するためコーチングの学習を始めたことも背景として考えられます。

教育・学習サービスにもコーチングが導入されている

スタディサプリイングリッシュ

スタディサプリイングリッシュとは、リクルートマーケティングパートナーズが提供する、オンライン英語学習サービスです。

パソコン・スマートフォンでいつでも学習することができるサービスとして、学生やビジネスマン向けに提供されています。同サービスでは、学習者のTOEIC®目標スコア達成に向けて支援を行う「パーソナルコーチプラン」が用意されています。学習者個々に合わせてコーチが学習プランの作成を行います。

毎日、チャットを通してコーチが、その日に取り組むべき課題を学習者に提示します。学習者はその課題に取り組んでいくことで、効率よく学習を進めることができます。また、担当コーチは、チャットや音声通話で学習者の疑問や悩みの相談にいつでも対応してくれます。

コーチング型英会話スクール

ENGLISH COMPANY

ENGLISH COMPANYは、株式会社恵学社が運営する英語のプライベートジムです。

パーソナルトレーナーと呼ばれるコーチが学習者につき、対面トレーニングセッションを通して学習者の課題を引き出します。

ENGLISH COMPANYの特徴は、言語習得の科学「第二言語習得研究」の知見に基づき、学習者にアドバイスを行っていることです。

第二言語習得研究における効率的な学習プロセスに従って、学習者が優先して取り組むべき課題の解決にフォーカスし効率的な学習支援を提供しています。

ライザップイングリッシュ

RIZAP ENGLISHは、RIZAP ENGLISH株式会社が運営している英語学習スクールです。

学習開始する前に、英語レベルを単語・文法・リスニング・処理能力・反応速度などから総合的な英語力の診断を行います。

その診断結果と学習者の目標を考慮して、学習プランの作成が行われます。

入会してから30日間以内は無条件全額返金保証があり、学習者は安心して入会することができます。

プログリット

株式会社GRITは、英語コーチングサービス「プログリット」を提供しています。

プログリットの特徴は、80時間/月という膨大な学習時間を提供していることです。

クラウドサービスを用いて、毎日の学習スケジュールを管理しています。1日ごとにタスクを設定し、確実性のあるタスク管理を行っています。

なぜ教育サービスでコーチング(コーチ)の仕組みが導入されているのか?

上記のように、教育サービス(特に英語領域)でコーチングの仕組みが導入されているのはなぜでしょうか。

それは、学習の成果は、コンテンツにあるのではなく、いかに継続出来るかが重要であるためです。書籍やスクール、音声、動画など現在では英語を学習しようと思えば、優良な教材が溢れています。特に近年ではスマートデバイスの登場によりアプリやインターネットを駆使すれば容易に学習のコンテンツにアクセス出来るようになりました。

しかし、英語力の向上に必要なのは、どういった教材で学習するかということではなく、いかに学習・勉強を継続するかで決まります。

優良なコンテンツがあっても絶対的な学習時間がなければ英語力の向上は出来ません。

こうしたことが注目され、何を学習するか(コンテンツ)の重要性が相対的に下がり、どのように学習を継続するか(コーチング)が重要になっています。学習同様、継続しづらいダイエット関連のサービスでは、パーソナルトレーナーやコーチをつけて成果を出すサービスが流行っています。

素早く成果を出したい、一人では学習の継続が出来ないと考える方々によってこうしたサービスは受け入れられ、今後も拡大が予想されます。

「イノベーションのジレンマ」で有名な、ハーバード大学のクレイトン・クリステンセン教授は著書「教育×破壊的イノベーション~教育現場を抜本的に変革する」の中で、

教師は一人ひとりの生徒の全身を助ける、プロの学習コーチ兼学習内容設計者として重要な役割を果たすことができる。教師は壇上にいる賢人ではなく、いつも傍にいる導き手になれるのだ

と述べており、教育における重要な役割が教師のティーチングから、コーチングになっていくことを予言しています。

コーチングの資格にはどんなものがある?

コーチングには、民間の団体が提供している資格があります。*すべてのコーチング資格は、企業などの各団体によって認定される民間資格です。

生涯学習開発財団

こちらの団体の認定コーチ資格は、1998年に始まった日本で最初の「コーチ認定制度」です。この資格は、「コーチングマネジメントの基礎知識と経験を有する」ことを認定する資格と定義されています。延べ7000人以上がこの資格を取得しており、コーチングのスタンダードとなっている資格です。

コーチ・エィ アカデミアの学習プログラムの履修とコーチングの実務経験が受験条件となります。試験は、これまで筆記試験と実技試験の2種類でしたが、2018年度から筆記試験のみとなりました。

日本コーチ連盟

日本コーチ連盟は、「連盟が規定するコーチとしてコーチング技能の実践的な水準を満たすもの」を認定するものとして認定コーチ資格の提供をしています。

受験するためには、同連盟が認定する「認定コーチング・ファシリテータ」資格の取得が必要です。

試験は、学科試験と実技試験の2つです。学科試験合格者のみ実技試験を受験することができます。

国際コーチ連盟

国際コーチ連盟は、10年以上にわたり資格認定を行い、13,000名以上の有資格者を輩出してきました。

同連盟は、受験に必要なコーチング経験時間の短い順に、「アソシエート認定コーチ」「プロフェッショナル認定コーチ」「マスター認定コーチ」の三つの資格を提供しています。

初級者の方は、「アソシエート認定コーチ」から受験することがおすすめです。

こちらの資格の受験には、同連盟が認定するコーチ・トレーニング・プログラム60時間以上の受講と8人以上のクライアントとのコーチング100時間以上が必要です。

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