2024-11-19 2025-03-25
学習塾として偏差値・成績アップだけではない価値を提供したい
弊社(株式会社ファンオブライフ)は、教育業界に特化した転職エージェント「Education Career」を運営しています。
今回Education Careerは、個別指導塾・創英ゼミナールを展開する創英コーポレーション代表の豊川様にインタビューを行いました。
前編では創英コーポレーションをはじめとしたSOUEIグループの事業内容やビジョン、採用したい人材に関するお話をお聞きしています。
教育業界での転職をご検討中の方や、創英コーポレーションをはじめとしたSOUEIグループにご興味のある方は、ぜひ本記事をご参考になさってください。
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この記事の監修者
Education Career 編集部
教育業界専門の転職エージェント「Education Career」の編集部です。年間で数百名の教育業界出身者の転職やキャリアの支援を行う転職エージェントとして、教育業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次
多様な学習支援事業を展開するSOUEIグループ
—まずは自己紹介をお願いします。
株式会社創英コーポレーション代表の豊川です。創英ゼミナールをはじめ、グループ全体では教育関係の事業を複数手掛けています。どうぞよろしくお願いします。
—ありがとうございます。さっそくですが、創英コーポレーションをはじめとしたSOUEIグループではどのような事業・サービスを展開しているのでしょうか。
当社の中核事業は個別指導塾です。特に直営ということにこだわり「創英ゼミナール」というブランドで首都圏に展開しています。
また、東進衛生予備校という一般受験を目指すお子様へ向けた予備校事業も展開しています。そのほかフランチャイズですが、子どもたちの自立学習を中心とした「個別学習のセルモ」というブランドでの展開も行っています。
さらに語学教室や保育事業など、お子様の成長に関わることと教育に関わること、この2領域を軸に事業展開をしています。
—かなり多様なサービスを展開している中で、特に中核事業である創英ゼミナールについてお教えいただけますか。
創英ゼミナールは個別指導タイプの学習塾で、1999年に神奈川県で創業し、現在は東京都と埼玉県にも展開しています。
現在140数拠点あり、業界内でも非常に高い成長率で展開している一方、校舎の撤退が一度もない点は業界では珍しいかと思います。今では学習塾の激戦区である神奈川でも代表的な塾になっています。
偏差値の高い学校に合格することだけが「成果」ではない
—創英ゼミナールがここまで成長できた秘訣を教えてください。
たくさんの塾がある中で重要なのは、いかにお子様や保護者様に正しい価値を提供できるかです。
私たちは、他社と比べて優れているとか劣っているとかの議論はあまりせず、目の前のお子様や保護者様に何を提供すべきか、その商品やサービスが本当に役に立っているかを重視してきました。
学習塾のマーケットが若干シュリンクする局面もありましたが、学習塾経営者の勉強会や業界団体に参加すると、生き残りをかけて「これからの時代の塾はこうならないと存続できない」など、ネガティブな話が多かったんです。そして、主役が塾そのものになっていたんですよね。
その当時「当社が生き残るにはどうすればいいのか」という顧客不在の議論が多かったのは、大きな問題だったんじゃないかと今振り返って思います。
—創英ゼミナールとしては、どのような価値を提供しようと考えていらっしゃいますか?
お子様一人ひとりの状況やご家庭を含めた価値観に応じて、当社が進路における自己実現の可能性を高めるために情報や機会を提供することが当社の使命です。
それが学習や受験、進路指導に現れてくるのですが、これは他の塾とはだんだん異なってきている部分ではないかと思います。
たとえば、「いかに偏差値の高い大学・高校・中学校に、いかに多くの生徒を入れるか」が、学習塾側の考える「成果」です。塾・予備校としては、目の前の生徒が「この高校に入れた」「この大学に入れた」という結果は、本当に自慢できるものなんです。
しかし偏差値ではあまり評価されない学校であっても、努力して合格した子もいますよね。偏差値だけでは測れない、けれどもものすごく頑張って合格した、そういう子たちの成果も素晴らしいものですよね。
ただ、それがあまりスポットライトを浴びない現状があります。
大学や高校とは社会に出て大人になり、自己実現するための準備の場であるべきだと思います。しかし、それがすべて偏差値という物差しで決められてしまうところに、民間教育業界の構造的な限界や違和感を感じていました。
創英コーポレーションが掲げる「脱only受験」とは
—貴社が掲げている「脱only受験」という考え方にもつながるように感じます。
そうですね。
まず「脱only受験」とは、「脱受験をしよう」という意味ではありません。当社の使命の一つは受験指導ですから、ここにはこだわって徹底的に取り組んでいます。しかし、本当にそれだけでいいのかと感じています。
子どもたちに「なぜ勉強するのか?」と聞くと、「いい学校に入りたい」という答えが返ってきます。「なぜいい学校に入りたいのか?」と聞くと、「いい会社に入るためかな」と答えます。さらに「なぜいい会社に入りたいのか?」と聞くと、「将来安定するから」とか「幸せになるから」といった、子供なりの人生設計が出てきます。
ざっくり言えば「勉強できるようになれば幸せになる」という価値観が広くあるわけです。
でも、それは本当なのでしょうか?
たとえば就職活動の場面で、企業は有名大学の卒業生を好みますよね。偏差値の高い大学を卒業している学生を取りたがる。しかし、企業が求めているのは学力だけではありません。ここに大きなポイントがあると思います。
「この大学に入って卒業したということは、学力以外のさまざまな能力があるのではないか」という期待が企業にはあります。「目標を持って頑張れる学生」だとか「努力ができる人」だとか、そういうことを前提に企業は学歴のある学生を採用しています。
このような状況を鑑みると、学習する意味が「学校に受かること」だけでなく、人生に必要な力を育てるためにあると気づきました。だからこそ当社は「脱only受験」と言っているのです。
結果を出したり成績が上がったりすることは手段にすぎず、子どもたちを学びの機会を通じて成長させることが本当の目的だと強く感じています。
首都圏-地方間の教育格差の解消に取り組みたい
—今後の事業展開や展望についても、お聞かせいただけますか?
現在は神奈川・東京・埼玉の首都圏を中心に展開していますが、今後もより早いペースで展開していきたいと思っています。当社は対前年比平均130%程度の成長を25年間続けていますが、成長速度を緩めることなく展開したいですね。
また、地方に視察に行くと首都圏ではあまり聞かないさまざまな問題があり、都市部と地方との教育格差を痛感しています。今後はこの格差の解消に取り組もうと考えています。
今、ある程度当社の商品やサービスは支持されているかもしれませんが、大学受験の方式は目覚ましく変わってきています。
たとえば一般入試で入れる枠は全定員の半分以下になるなど、少数派になっているんですよね。しかし、多くの塾や予備校はまだこの一般入試対策を中心にしています。
これ、おかしい話だと思いませんか?
ですから、入試傾向の変化にしっかりと対応できるようにさまざまな取り組みを進め、精度を上げていきたいと考えています。
未経験の人材でもチャレンジ精神があればOK
—そのためには一緒にそれを実現する仲間や社員を増やしていかなければなりませんよね。採用も強化されているという形でしょうか?
はい。特に好奇心が旺盛で、いろんなことにチャレンジしたいという人材に集まっていただきたいです。
当社の考え方やビジネスのノウハウやメソッドを、予備校やICTを活用した塾、語学教室、幼児教育など、さまざまな分野にここ10年ほど応用してきました。これらが大変成果を上げています。
正直、当社には人材が足りていないのが現状です。創英ゼミナールという単一ブランドでも全国で評価される学習塾になるために、有能な仲間たちと高い志を実現したいと考えています。
また、新しい事業をゼロベースで立ち上げていくという挑戦もありますので、好奇心旺盛でチャレンジしたいという仲間を募りたいです。性別や年齢は一切問いません。志のある仲間にぜひ来ていただきたいと思っています。
—学習塾の経験がなくても問題ないのでしょうか。
はい、異業種からの方も大歓迎です。未経験だからといって不利になることはほとんどありません。
転職を検討している方へのメッセージ
—最後に教育業界に興味があり、今後のキャリアを検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
さまざまな業種からこちらに未経験で転職しても、十分に専門知識をキャッチアップできると思います。興味のある方はぜひ教育業界を選択肢に入れ、当社の門を叩いてみてください。
特に好奇心旺盛で、本気で志を持って何かにチャレンジしたい方は、ぜひ当社のグループに来ていただければと思っています。
—直接豊川様から事業への想いや今後の展望などのお話をお聞きできて、私自身も大変勉強になりました。ありがとうございました。
ありがとうございました。
後編では創英ゼミナールで教室長を務める佐久間様に、実際の教室運営の現場のようすや働き方についてインタビューを行いました。ぜひ後編も合わせてお読みください。
企業情報
創英コーポレーション(採用サイト)
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動画:創英ゼミナールが掲げる「脱Only受験」に込められた想い【株式会社創英コーポレーション/豊川忠紀 代表】
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