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2024-03-15 2026-03-18

教育学部卒で教員にならない人の割合と、教師以外の就職先を目指す際のポイント

本記事では、教育学部を卒業後に教員にならなかった人の割合や、教員以外の進路を選択した理由などについて紹介します。

教育学部生が就職活動をするにあたっての留意点についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事の監修者

村田浩輝

大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。

教育学部卒で、教員にならない人の割合

令和4年3月の国立の教員養成大学・学部卒業生を対象とした文部科学省の調査によると、すべての卒業者を母数とした場合の教員就職率は60.1%でした。裏を返すと、教員にならなかった人の割合は39.9%という事になりますが、このデータは母数に大学院等への進学者、未就職者を含んでいます。

就職者(大学院等への進学者、未就職者を除く)に占める「教員・保育士以外への就職者」の比率を、同調査結果を元に当サイトで算出したところ、約29.10%でした。

区分 就職者(計9,932名)
教員就職者 保育士への就職者 教員・保育士以外への就職者
令和4年3月卒業者 6,851名 191名 2,890名
就職者に占める割合 約68.98% 約1.92% 約29.10%

※就職者(計)及び、就職者に占める割合は、文部科学省調査結果を元に当サイトにて算出。

なお、前年の令和3年3月のデータと比較すると、教員になった人の割合は微増しています。

参考:国立の教員養成大学・学部及び国私立の教職大学院の令和4年3月卒業者及び修了者の就職状況等について:文部科学省

教育学部卒で、教員にならなかった理由

岐阜県教育委員会が、学校教員とならなかった学生を対象に、学校教員以外の進路を選んだ理由に関する調査を令和5年3月に実施しています。

この調査は、対象の学生(77名)に対して、学校教員以外の進路を選んだ理由に以下13項目がそれぞれどの程度当てはまるか、4段階(とても当てはまる/やや当てはまる/あまり当てはまらない/まったく当てはまらない)で回答してもらう形式で実施されています。

1. 他にやりたい仕事が見つかったから
2. 授業ができるか不安だから
3. 教員としての適性がないと感じたから
4. 部活動の指導ができるか不安だから
5. いじめや問題行動への対応ができるか不安だから
6. 児童や生徒とのコミュニケーションが取れるか不安だから
7. 保護者とのコミュニケーションが取れるか不安だから
8. 要望や苦情への対応ができるか不安だから
9. 休日出勤や長時間労働のイメージがあるから
10. 職務に対して待遇(給与等)が十分でないから
11. 教員免許取得のための単位が多いから
12. 内定の時期が遅いから
13. 教育実習が大変だったから

この中で、当てはまる(とても当てはまる/やや当てはまる)と回答された割合の高い上位4項目は、以下となっています。

  1. 他にやりたい仕事が見つかったから(88.4%)
  2. 休日出勤や長時間労働のイメージがあるから(79.0%)
  3. 職務に対して待遇が十分でないから(64.4%)
  4. 教員としての適性がないと感じたから(54.6%)

「当てはまる」と回答された割合が最も高い項目は、「他にやりたい仕事が見つかったから」でした。次いで、「休日出勤や長時間労働のイメージがあるから」「職務に対して待遇が十分でないから」といった項目の割合が高い事は、本調査における特徴的な点と言えます。

参考:岐阜県の教職魅力化のための大学生調査(結果概要)

教員以外の就職先を目指す際のポイント

教育学部に所属している方が教員以外の就職先を目指す際のポイント・留意点についてご紹介します。

教員でなく、なぜその就職先を目指すのか理由を整理する

まず、なぜその就職先を目指すのか理由を明確にしましょう。

就職面接において、面接官から「教育学部に入学したのに、なぜ教員以外の道を目指すのか」という質問をされる可能性がありますので、スムーズに答えられるように準備しておきましょう。

理由を回答する際はネガティブなものではなく、教員以外の道を目指すポジティブな理由を伝えられるとよいでしょう。

教員以外の道を志している理由を伝えた上で、応募先企業や希望職種のどのような点に魅力を感じているのかをしっかり伝えられるようにしておきましょう。

実習のスケジュールを見越して就活を行う

教育学部では、大学3年から4年にかけて、教育実習をはじめとするさまざまな実習や研究発表を行います。

一方、就職活動では、大学3年次の3月頃から企業説明会等がスタートし、大学4年次の6月頃から選考活動が本格化します。

教育実習は学校によって実施期間が決まっている為、教員以外の就職先を目指す場合は、教育実習を見越した就活スケジュール管理をする必要があります。

実習に集中して取り組む為にも、先を見据えた行動を心がけましょう。

まとめ

令和4年3月の文部科学省の調査によると、教育学部を卒業後、教員以外の就職を選択する学生は、およそ3人に1人という割合でした。

企業への就職など、教員以外の道を目指す場合は、教育実習やその他のカリキュラム日程を見越して、計画的に就職活動の準備をするとよいでしょう。

参考:就活推進部

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この記事の監修者

村田浩輝

大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。

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