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2021-09-21 2021-10-07

ベネッセの2021年3月期決算│売上高4275.3億円、営業利益130.8億円で減収減益

この記事では、ベネッセホールディングスの2021年3月期の決算についてまとめています。

業績の概要、次期業績の見通し、今後の成長戦略について、決算短信や説明会資料を元に解説します。

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ベネッセHDの2021年3月期の業績概要

ベネッセホールディングスの2021年3月期の業績は、売上高4275.3億円(前期比‐4.7%)、営業利益130.8億円(前期比‐38.4%)、経常利益92.6億円(前期比-44.7%)、純利益31.2億円(前期比-50.3%)です。

全体としては新型コロナウイルスの影響をうけ、対前年では減収減益となりました。

営業利益率は3.1%(前期比-1.6%)、経常利益率は2.1%(前期比-1.6%)です。

セグメント別の売上高は、以下の通りです。

  • 国内教育:2,058.4億円(前期比+2.7%)
  • グローバルこどもちゃれんじ:561.9億円(前期比-2.5%)
  • 介護・保育:1,238.5億円(前期比+0.8%)
  • ベルリッツ:270.2億円(前期比-42.8%)
  • その他:350.8億円(前期比-17.6%)

「進研ゼミ」や学校向けの「進研模試」等を展開する国内教育セグメントは、休校による自宅学習へのニーズが高まり、進研ゼミの新規入会数が対前年+19.4%(+10万人)と増加、延べ在籍数が増えたこと等により増収となりました。

2021年4月時点の進研ゼミ会員数は189万人となっています。

グローバルこどもちゃれんじセグメントでは、

  • 新型コロナウイルス感染症の影響により中国と国内におけるコンサート等が中止となったこと
  • 中国は新型コロナウイルスの影響に加え、競合の参入により競争が激化したこと

が主な減収の要因となりました。

介護・保育セグメントは、主に入居介護事業における高齢者ホーム及び住宅数を前期比で9ホーム拡大、保育事業における保育園・学童クラブを前期比4拠点拡大したことで増収となっています。

ベルリッツ事業は、語学教育事業における新型コロナウイルス感染症によるランゲージセンターの一時閉鎖、スペイン・ベルギー等での事業のフランチャイズ化、フランスでの事業整理により減収となりました。

ベネッセHDの2022年3月期の業績見通し

ベネッセホールディングスは2022年3月期の業績見通しを、売上高4,410億円(前期比+3.2%)、営業利益175億円(前期比+33.7%)、経常利益120億円(前期比+29.6%)、純利益50億円(前期比+60.1%)と予想しています。

計画通りになると、営業利益率は3.9%(前期比+0.8%)、経常利益率は2.7%(前期比+0.6%)になります。

セグメント毎の売上高見通し

セグメント別の売上高の見通しは、

  • 国内教育:2,128億円(前期比+4.1%)
  • kids & Family:740億円(前期比+3.0%)※1
  • 介護・保育:1,258億円(前期比+1.6%)
  • ベルリッツ:272億円(前期比+3.0%)
  • その他:120億円(前期比+13.0%) ※2

と、全セグメントで増収を見込んでいます。

国内教育事業では、デジタル講座の強化と残存率向上、マーケティング接点拡大に取り組み、大幅な増益を目指します。

※1 kids & Family事業は旧グローバルこどもちゃれんじ事業です。グローバルこどもちゃれんじ事業は日本と海外の「こどもちゃれんじ」を主な事業としていました。2021年3月期よりたまひよなどの生活関連事業を加え、「kids & Family」事業に変更されます。

※2 その他にはたまひよなどの生活関連事業が含まれていましたが、1の変更に伴い、コーポレート・会社費用等が主となります。

ベネッセHDの今後の戦略

ベネッセホールディングスは2021~2025年の5年間の中期経営計画「進化と挑戦:フェーズ1」を策定しました。

短期ではコロナ影響を受けた業績を回復、中長期ではコア事業の進化と新規事業への挑戦を目指す方針です。

フェーズ1の2年間(2021~2022年)では、2019年度※を超える売上高と営業利益までの回復に取り組み、2022年度に営業利益260億円を目指す計画です。

ここではフェーズ1における、既存領域の売上高・営業利益を回復させるための取り組みを抜粋して紹介します。

※(参考)2019年度の業績:売上高4,485億円、営業利益212億円

国内教育

進研ゼミはオンラインライブ授業やデジタル学習・デジタル赤ペン先生などでDX化に取り組み、

  • 既存事業:デジタル講座会員の残存率向上、マーケティング変革
  • 新規事業:多様な学びニーズへの対応

を行います。

「東京個別指導学院」や英語教室「BE Studio」などを展開する学習塾関連サービスにおいては、感染対策強化と、在校生のサービス満足度向上、新規募集教科により、生徒数増加を目指します。

学校向けの取り組みとして、

  • 約240万人、6,000校の小中学校が利用しているソフト「ミライシード」の利用校を7,000校まで拡大
  • 学校向けプラットフォーム「Classi」「EDUCOM」の強化と拡大

を行うようです。

kids & Family

日本国内事業としては、組織統合した「たまひよ」と「こどもちゃれんじ」の連携を強化し、顧客接点の拡大と幅広い支援の実現を目指します。

2021年度中に年間45万ダウンロードを誇る「たまひよアプリ」は「しまじろうクラブアプリ」として統合されます。

中国における「こどもちゃれんじ」は、競争激化に対応すべくデジタルコンテンツ強化を行う計画です。

介護・保育

新型コロナウイルスへの対応を行いながら、

  • 戦略的なホーム数の拡大
  • 専門性開発を軸とした人材育成
  • 介護周辺事業の拡大(中長期)

を行うようです。

ベルリッツ

ベルリッツ事業は、新商品による ”売上の伸び、生徒数の立ち上げ状況” を見ながら、黒字化の達成可能性を早期に見極めるとしています。

この記事で使用したデータ

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