2016-02-24 2024-07-17
人事担当者に好印象を与える!教育業界で転職するための志望動機や理由の書き方
志望動機は、転職活動で頭を悩まされるものの一つです。この記事では、教育業界への転職を考えている方に向けて、志望動機の考え方や重要な点、人事担当者に印象の良い書き方や答え方などをまとめています。
この記事の監修者
村田浩輝
大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。
教育業界の志望動機!の前に志望動機とはなにか

教育業界特有の志望動機を考える前に、そもそも志望動機について整理しておきましょう。
志望動機とは、その会社やポジションで働きたいと考えている理由のことです。
そんなの当たり前と思われるかもしれませんが、意外とこの質問に回答出来ていない場合が多いです。
また抽象的過ぎて、どの会社、どのポジションでも通用する内容では、人事担当によい印象を与えることは出来ません。
また、志望動機と混同しやすいものが、「転職理由」や「転職のきっかけ」です。志望動機を聞かれているのに、転職理由や転職をするきっかけを話してしまう方もいらっしゃいます。
こうなると、人事担当からは、コミュニケーション能力の低い人という評価になり、良い結果に結びつきません。転職理由は、なぜ転職しようと思ったのかであって、その会社やポジションで働きたいと思っている理由とイコールではありません。
人事担当者が聞きたいのは、なぜこの会社やポジションを志望しているのか、どのように貢献してくれるのかを知ろうとしているので、それに答えられる必要があります。
志望動機の考え方のコツ・ポイント

転職エージェントとして、転職活動の支援を行っていると、志望動機をどのように回答してよいか分からない、ただしい志望動機が分からない、というご相談をいただくことがあります。
大前提として、志望動機はその転職者の方個人に紐づく内容なので、「正解」や「正しい」ものがあるわけではありません。無理やり会社に合わせて志望動機を書いたり、回答すると、自身の考え方にあっておらず、ミスマッチの原因になるので、やめたほうがよいでしょう。
それでは志望動機はどのように考えていくのがよいのでしょうか。考え方のコツやポイントをまとめます。
①いきなり志望動機を考えない。まずは転職理由を言語化・具体化する
すぐに会社毎やポジションごとの志望動機を考えると大抵上手くいきません。
転職活動では、複数社受ける場合がほとんどだと思いますので、整合性がとれずに苦労することもあるでしょう。
いきなり志望動機を考えるのではなく、まずは転職理由を言語化・具体化するのが重要です。現職・前職をなぜやめようと考えているのかを改めて言語化しましょう。
複数要因があることもあるかと思いますが、その場合は3つなどポイントを整理しましょう。転職理由として多いものは、給与などの報酬条件、勤務時間・休日などの業務量、仕事内容、人間関係などなどです。
②転職をする上で重要なポイント・転職活動の軸を整理・決めましょう
転職理由が整理出来たら、転職する上で重要なポイント・軸を決めましょう。転職は目的ではなく、手段です。また、全ての条件を満たす職場というのは、存在しないことが多いでしょう。
満たしたい要素、優先したい要素を考え、決めましょう。優先したいことも一つとは限りません。
年収と仕事内容といった場合もあるでしょうし、休日と年収といったこともあるでしょう。
また「年収」というような言葉だけでなく、XX万円以上が理想で、XX万円以上であれば妥協出来る。というように具体的に考えておくとよいでしょう。
③転職理由、転職をする上で重要なポイントが整理出来たら、個別の志望理由を考えましょう
ここまで整理してから、個別の志望理由を考えるようにしましょう。転職理由→転職で叶えたいことが整理出来ていれば、検討している会社・ポジションでその内容が叶いそうであるということが志望している前提になるでしょう。
そのうえで、その会社の特にここが良いと思っているということを言葉に出来るとよいでしょう。
給与を上げたいと思って転職を考え、収入を上げられる可能性の高いポジションに転職したいという場合、それを伝えたうえで、その会社であれば条件の改善が見込める可能性がある点と今までの経験やスキルが活かせうることを回答出来れば、志望動機としては十分でしょう。
人事担当者に良い印象を与えやすい志望動機の3つのポイントとは

上記で述べたようなステップで、志望動機を考えていくと比較的スムーズに志望動機が言葉に出来るのではないでしょうか。
その上で、人事担当者が好感を抱きやすい志望動機にはどのような特長があるのでしょうか。人事担当が良い印象を感じやすい志望動機には3つのポイントがあります。
具体的であること
1つ目は具体的であることです。
曖昧な表現や抽象的な表現では、人事担当の印象に残りません。「それってどういうこと?」という疑問が人事担当に浮かんだ場合、深掘りされればよいですが、深ぼられずに面接が終了してしまうこともあるでしょう。
また、「より具体的にいうとどういうことですか?」というような質問が来た際にしどろもどろになってしまうと、具体的に考えられていないのだなという印象を与えてしまいます。
例えば、「教育方針に共感した」というような内容を述べた場合、具体的にどういう方針か?どの場面・事例でそう感じたのかを語れないと説得力がありません。
個別的であること
2つ目は個別的であることです。個別的とは一般論ではなく、その方の独自性と言い換えてもよいでしょう。
全てが独自でなくともよいのですが、なぜそう考えるようになったのかなど個人の経験や体験と紐付いていると、人事担当の印象に残りやすくプラスになりやすいでしょう。
人事担当は多くの方と面接を行っており、様々な質問をしています。ありふれた回答だと印象に残ることがありません。
自分の言葉で語れること
最後に自分の言葉で語れているかも重要なポイントです。
前述の個別的であることともリンクします。(個別的な内容であれば、自分自身の言葉で語れる可能性が高いので)
教育業界を志望される方の中には、真面目で準備もきっちりされるのですが、それゆえに教科書的な言葉になってしまい、自身の言葉で語れていない方もいらっしゃいます。
きれいな内容で、突っ込める内容もない場合、良い印象にはなりづらいです。プラスにもマイナスでもない評価になってしまい、積極的に採用しようということになりづらくなってしまいます。
「自分の言葉で語る」とは本音で話をしているという印象を相手に与えることです。内容は同じでも伝え方・話し方を工夫することで、相手に与える印象は大いに変わります。
面接の場合、緊張で固くなってしまい、伝え方がぎこちなくなってしまうこともあります。この伝え方は、第3者の意見をもらえるよう練習しておくのがよいでしょう。
志望動機で見落としがちな視点

教育業界の転職活動の志望動機で良く見られるものは、「子供が好き」「子供の成長に携わりたい」「生徒の成績向上に貢献したい」というようなものが多いです。
この内容自体が悪いわけではないのですが、これだけでは、人事担当者によい印象を与えることはできません。なぜそういう風に考えるに至ったのかや、どういう成長に携わりたいのか、といった、より具体的・個別に語れるようにしておくのがよいでしょう。
志望動機に見落としがちな点、どう貢献するかというギブの視点を忘れない
新卒採用であれば単純な意思を示すことで十分かもしれませんが、中途採用の場合は、候補者がそのポジションでどう貢献してくれそうなのかを判断しています。
自分が「こうしたい」「こういう会社が良い」と考える志望動機を明確にし、伝えることも重要ですが、自分がどう貢献出来るかという観点で話をするのも重要です。
「XXな理由で転職をしていて、XXな条件を満たせるポジションを探している。貴社のポジションでは、XXの点を満たせることとYYを魅力だと感じている。さらに自分のZZなスキル・経験を活かして、貢献出来る。」というような伝え方であれば、人事担当は、その候補者が何を求めていて、どう貢献してくれる人材なのかを判断しやすいでしょう。
転職活動においては、つい自分の希望ばかりを考えてしまい、相手にどう貢献するかという視点を見失ってしまうことがあります。人事担当者はむしろこの人を採用したらどう会社にとってプラスがあるのかを考えていますので、この点も忘れずに伝えましょう。
意外と伝えられていない人が多いので、この観点を伝えられれば評価は高まりやすいでしょう。
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