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2025-10-02

システム×人で生徒に向き合い、“最後の砦”として子どもを支える成学社

教育業界に関心はあるけれど、「働き方が厳しそう」「営業色が強そう」といったイメージを持っている方は多いかもしれません。

今回ご紹介するのは、そんな業界の常識を覆す総合教育企業・株式会社成学社。未経験でも活躍できる手厚い研修制度、生徒や保護者にしっかり向き合えるシステム設計、そして年間休日123日を実現する働き方改革――。

現場経験者であり、現在は採用責任者を務める安富氏に、教育現場のリアルと同社で働く魅力について伺いました。教育の仕事に「やりがい」と「働きやすさ」の両方を求める方に、ぜひ読んでいただきたいインタビューです。

この記事の監修者

Education Career 編集部

教育業界専門の転職エージェント「Education Career」の編集部です。年間で数百名の教育業界出身者の転職やキャリアの支援を行う転職エージェントとして、教育業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。

社会課題解決を目指し複数の教育サービスを提供する成学社

▲株式会社成学社 人財戦略課・課長 安富 隆博 様

—自己紹介をお願いします。

株式会社成学社の安富と申します。

現在は採用の責任者をしておりますが、もともとは1対2の個別指導の教室である「個別指導学院フリーステップ」の教室責任者を9年間務めていました。

—成学社という企業と、展開する事業の概要を教えてください。

成学社は総合教育企業です。1982年に「開成教育セミナー」を開設した後、個々のニーズに対応していくために「個別指導学院フリーステップ」が作られました。

2015年には少子化問題を受けて「かいせい保育園」を開園しました。またその2年後には「開成アカデミー日本語学校」を開校しました。

その後、ベトナムや韓国といった海外も含めて、地域ごとの社会問題に対して我々にできる課題解決を行うことを軸に展開している企業です。

フリーステップの教務力を支えるシステムとデータベース

—「個別指導学院フリーステップ」の特色を簡単に教えていただけますでしょうか。

「個別指導学院フリーステップ」は点数アップと大学受験に強い個別指導塾です。その強みを支えているものとして、当社の「システム力」が挙げられます。

例えば当社では、大学受験の合格者データをすべてデータベース化しています。このデータを活用することで、2,600種以上(2025年8月時点)用意されているカリキュラムから、生徒一人ひとりに最適化された授業のプログラムを提案することが可能となっています。

また当社には未経験で中途入社する者も少なくありません。そういった社員が地域の教育事情に精通していなくてもカリキュラムを作成できるんです。

「一人ひとりにカスタマイズされた教育ができる」というのは、こういった点ですね。教師も客観的なデータをもとに提案ができるので、点数アップや志望校合格にコミットできているのだろうと思います。

—安富さんも未経験でのご入社なのですか?

そうですね。2社ほど経験してから当社に入社しました。初めは現場監督でマンションの施工管理を行っていたんですよ。その次に通信制サポート校の教員を経験しました。

教員とはいっても偏差値や受験とは縁が薄い世界だったので、当社に入社した時は「一から全て学ばなければ」という感じでしたね。

—当時は中途入社でもキャッチアップしやすかったのでしょうか。

当時もキャッチアップはできましたが、現在の方がはるかにキャッチアップしやすいです。

私が入社した当初から教育技術研究所があり、専門的な内容について質問や相談ができたので、キャッチアップすることができました。

さらに現在はデータベースからすぐに必要な情報が得られるので、面談時にスムーズに保護者に提供できるのは、とても大きなメリットだと思います。

生徒と保護者に向き合う時間を最大化する仕組み

—貴社のサービスはどういった部分が支持されていると思いますか。

一番はやはり教育の内容だと思うんですよ。システム上の効率化は、顧客接点での満足度を高めることが一番の目的です。

当社ではいわゆる教室長のことを教室チーフと呼んでいるのですが、その業務もわざわざ教室で行う必要のない事務的なことは全て本部で行っています。

例えば私の入社当時は、生徒が入塾すると顧客情報をシステムに登録する作業だけでも1時間半ぐらい時間を取られていましたが、現在はシステム化が進んだおかげでその時間が一切なくなりました。

その結果、18時半から20時半は顧客に向き合う時間(社内連絡禁止)をつくることができました。

当社がシステムを開発しているのは、カリキュラム作成や問題作成がメインですが、それに加えて生徒と向き合う時間を最大化させることで、より結果(志望校合格・点数アップ)にコミットできます。

他社に比べて、教育の質とコミュニケーション量が高い満足度につながっていると思います。

教室チーフの仕事と「面談」の重要性

—教室チーフの皆さんが日々どんな業務をやっているのか教えてください。

教室チーフの仕事は、一言で言うと「教室のマネジメント」です。

当社の社員は授業を行わず、非常勤講師と生徒と保護者の三者のマネジメントをするのが主な役割となります。

その中でも特に重要な業務をピックアップするなら、面談ですね。

入塾面談で生徒の現状とゴールをヒアリングし、それをもとに非常勤講師に指示を出していきます。

その後は非常勤講師が授業を行っていくのですが、初めに決めたカリキュラム通りに進む生徒はあまりいないので、年間3回ほど、必ず三者面談を行っています。

入塾面談でカリキュラムを決めた後、2ヶ月後くらいにまた三者面談を行います。その間に行った模試の結果から、当初の予定といい意味でも悪い意味でも乖離が発生します。

それに応じて次の模試までにカリキュラムをどのように改善・修正するかを決め、非常勤講師と共有をして授業を進めます。するとまた計画と差が生まれてくるので、再度軌道修正をして……の繰り返しです。

面談を起点に全ての計画が動いていくイメージですね。

—生徒は何人くらいいらっしゃるのですか?

平均すると70から80名ほどになります。

—教室チーフと言われるような方、いわゆる面談する方というのは何人くらいいらっしゃるんですか?

面談するのは基本的には教室長になりますので、1人で70名、80名、1ヶ月前後の期間でやっていくことになります。

—日によるとは思いますが、面談は毎日あるのですか。

そうですね。時期によりますが、多いシーズンだと毎日2~3件は面談を行いますね。

—面談が少ない時期はどのような業務を行っているのでしょうか。

6月が三者面談の期間なのですが、その直前の模試の結果から次の夏休みをどう過ごすべきなのかを一人ひとりまとめる作業があります。

とはいえこれも社内のシステムを使えば、各生徒の目標達成に向けてどの単元をやらなければならないかが一目で分かるようになっているんです。

このデータをもとに「この生徒には何が必要か」をまとめた提案書のようなものを作ります。面談前にはそういった作業が発生しますね。

面談後には時間割を作成します。これも現在はシステム化され、非常に時間が短縮されました。

私が入社した当時は担当する生徒全員の時間割を作るのに20~30時間ぐらいかかっていたのですが、今は生徒と非常勤講師のスケジュールを入力するだけでベースとなる時間割が自動で組み上がる仕組みになっています。

この時間割をもとにして「この生徒はずっとA先生だったけど伸び悩んでいるので、夏期講習ではB先生に当ててみよう」といった判断を教室チーフが行います。この策が上手くいって夏休み明けに生徒の成績が伸びていると「よかった」と思います。

「売り上げ至上主義ではない」生徒に寄り添う営業姿勢

▲生徒の成績向上・目標達成に向けて必要な分だけを提案することが、成学社が理想とする「営業」なのだという。

—塾にお勤めの方からは「営業要素のある仕事もあります」というお話をよく聞きます。貴社では営業的な業務はありますか?

当社にも営業に近い業務はあります。

ただ「営業電話をしなさい」というわけではなく、一人ひとりの生徒が合格するために何をしなければいけないのか、どの科目のどの単元をどのぐらいやらないといけないのかを全てピックアップし、保護者に「ここまで授業でやりませんか」と提案することが当社の営業です。

各家庭の経済的な問題もありますから、当社としては1から10まで授業を取ってもらいたいけれども、金銭的に6までしかできないこともあります。そういう場合は、「残りの部分はこういう自習の仕方で補いましょう」という話をします。

そういう意味では、十分な教務力があり、生徒にも目を配ることができていて、保護者ともしっかりコミュニケーションを取れていれば営業目標は自然とクリアできます

私がマネジメントしていた際、他塾から入社した方が夏期講習ですごい授業数を生徒に取らせていました。営業ができていてすごいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私からしたら「なぜこの生徒にこんなに授業が必要なのか」という違和感があったんです。

本人になぜそれほど必要なのかを説明してもらいましたが、きちんと納得できる理由が出てきませんでした。

「それなら通常授業でこう補い、今回の講習ではこうした方がいいんじゃない」と擦り合わせていたときに、「ここの塾は売り上げ至上主義じゃないんですね」とその社員が言ったんです。

前職であればどれだけ多く授業を取ってもらったかで評価され、多ければ「ヒーロー」といった感じだったそうです。しかし私たちの商圏は半径2キロぐらい、子どもが自転車で通える距離なので、そういう無茶な営業を絶対にしてほしくはないんですよね。

この先ずっとその地域で教室運営を続けていきたいと思うと、無理な売上の上げ方ではきっと発展しないでしょう。目の前の生徒に対して適切な学習を提案することが役割ですから。

働き方改革と充実した休日制度

—学習塾だとお昼過ぎぐらいの始業が多いイメージですが、だいたい何時ぐらいからですか?

当社は13時から22時がベースです。

—生徒がいる時間帯は何時でしょうか。

16時から22時です。

13時から16時までの間は社内業務などをこなし、16時以降はしっかり生徒・保護者に向き合う時間を取ります。授業は21時40分に終わり、そこからまた非常勤講師と終礼のミーティングをし、その日の生徒の様子であったりとか、気になる事項というのを確認して退勤するのが一般的な一日の流れですね。

—流れは教室ごとの違いはないんですね。

そうですね、どこも同じだと思います。

—学習塾は一昔前だと「生徒が帰ってからが本番」みたいな話もありましたが、貴社ではそういったことはありますか。

平均して月の残業時間が12時間から14時間ぐらいです。24時まで働くことはまずありません。22時までが基本の就業時間で、23時にパソコンが強制的にシャットダウンするように設定しています。

昔は教室に寝袋があって、終電逃したら朝まで泊まって仕事して……みたいな学習塾って結構多かったと思うんですけど、今はそういう働き方ではやはりダメですよね。

—休日はどのように決まっていますか?

火曜日か水曜日の平日に1日と日曜日に休むことになっています。月に1回は平日の休みと土曜日の休みを入れ替えて、連休が取れるようになっています。

—休日でも塾自体は開いているんですか?

はい、開いています。

そのときは非常勤講師に教室の鍵開けから運営を任せています。何かトラブルがあれば、自分が休みでも他に出勤している社員はいます。そのため困りごとはそちらに連絡をしてもらい、しっかりと休める体制づくりをしています。

—長期休暇はいかがですか。

毎年お盆に9日前後の長期休暇がありますね。

また休日に関連して、当社では生徒がどの曜日を選んでも年間の授業回数が同じになるようにスケジュールを組んでいます。回数調整のために祝日でも授業があることはありますし、逆に平日でもときどき休みになることもあるんです。その関係で平日でも連休が発生することもありますね。

—年間休日数とかで言うと、だいたいどのくらいでしょうか。

2024年4月から、従来より5日増やして118日です。これに有給休暇の取得義務5日をプラスして123日を基準としています。

—それは塾業界では、ほぼトップレベルに休日が多いですよね。

そう思います。

仕事のやりがいと、入社後に得られるスキル

—教室チーフ時代に安富さんが感じたやりがいや嬉しい瞬間について教えてください。

やはり、この仕事の一番の喜び・やりがいは生徒の成長だと思います。

当社では毎回の授業の最後に小テストを実施しています。その小テストの中の1問だけでもいいので、「これができるようになった」「今日来てよかったな」と思ってくれる表情がうれしいです。

そういった日々の業務の中でもやりがいを感じますし、入塾時は思ってもいなかったような高校や大学に合格した時の感動は、間違いなく忘れられないものになりますね。

普通、仕事をしていて嬉しくて泣ける機会ってあまりないと思うんですよ。

しかし、学習塾の仕事には、年に1回3月に嬉しくて泣ける瞬間が必ずあるんです。やっぱりそういったところが、一番やりがいなのかなと思います。

—生徒が辛い時期や悩んでいる姿も見ているから、なおさらなんでしょうね。

そうですね。

「勉強は嫌だ!」と言う生徒は多いんですけど、中学生でも大学のパンフレットを見せながら、「こんなきれいな芝生のところでみんなご飯食べたりしてるんだね」など、いろんな話をしながら興味づけをして、一歩ずつ前向きにさせていきます。

生徒が入塾したら、まず一番初めに成果を出してあげないといけないと思うんです。せっかく「ここやったらやれそう」と思って入塾してくれたのに、もし最初から上手くいかなかったら生徒の自己肯定感が台無しなんですよね。「やっぱり自分ダメだった」と思ってしまう。

個別指導塾という場は「集団指導に合わなくて面倒を見てほしい」という希望で来る生徒も多いので、ある意味「最後の砦」なんです。

私たちにできなかったらその子はどこに行けばいいんだという話で、私たちは覚悟を持ってきちんと生徒の面倒を見なければならないんだということを、よく非常勤講師に話していました。

—安富様が教室チーフの経験を通じて身につけることができたスキルはどのようなものでしょうか。

生徒や非常勤講師のマネジメントを通じてマネジメント力はつきますし、その教室の関係者を引っ張っていくリーダーシップも身につきます。というか、身につけなければ仕事にならない部分でもあるのですが。

また、1教室を任せることになりますから、組織の運営方法や目標に向かってどう成果を出すかといった面も必要になるため、最終的に非常に多くの力が身につくのではないかと思います。

未経験者も安心!手厚い研修と育成制度

—中途未経験で入られた方の研修体制はどのようになっていますか。

入社して1ヶ月間は企業理念や入試の全体像の座学を本社で行います。

—研修の1ヶ月はずっと本社に通って座学を行うのですか。

関西の方であれば本社に来ていただきますし、関東の方であればZoomなどでつなぎながら行うことになります。

教室でもOJTだからといっていきなり教室に放置するわけではもちろんないので、エリアマネージャーなどの先輩社員が教室を巡回しながら、「1ヶ月でこの項目をできるようになりましょう」といって目標と進捗を確認します。

ベーシックな部分からしっかり教えていく体制です。

—1ヶ月間ずっと研修というと、結構手厚い印象です。

昔に比べたらかなり手厚くなったと思います。僕らの時はあまりなかったので。

—同業他社から転職してきた方が驚くようなポイントはありますか?

やはり研修の手厚さには驚かれることが多いですよね。

入社して即教室に入ってそのままOJTで、という企業もある中、当社は座学も含めてしっかり研修プログラムを組み立てていますから。

1教室は基本的に社員一人で運営するのですが、同業他社から転職してきた方は「一人で教室にいるのに横のつながりをすごく感じます」と言っていました。普段から「何か困っていないですか」「何か変わったことはないですか」と連絡をするので、困ったことがあってもそこで解決できているようです。

実際、毎日のように上長やその他の社員から「大丈夫ですか」といった連絡が頻繁に来ます。そのため私が1ヶ月経った新入社員と面談しても、「こんなことで困っているんです」と相談されたことがこの3年間一度もありません。

活躍する人材の共通点とキャリアパス

▲自分が理想とする教育への熱意をベースに、生徒や保護者に働きかけていくことが成学社の教室チーフには求められる。

—未経験で入社する方も多いですか?

そうですね。

営業をやっていたという方もいますし、教員の方もいますし、本当に様々です。

—貴社で活躍する方の共通点はありますか。

主体性があるかどうかというのが大きいかなと思ってます。

もちろんベースには教育への思いが必要だと思いますが、それに加えて主体性があれば、教室を大きく変えていけるんじゃないかなと。

挨拶一つをとっても普段と違う挨拶だな、何かあったのかなと感じることができ、「大丈夫?」といった声かけにつながると思うんです。

それによってより多くの生徒を幸せにでき、結果として口コミとして広がっていって、生徒数が増えることにもつながります。

ですからやはり活躍している方というと「フットワークが軽く、想いがあって行動量が多い方」ですね。

—教室チーフとして入社した場合のキャリアパスについて教えてください。

まず入社していただいたら、全員総合職としてスタートします。これは経験者も未経験者も変わりません。約半年後にチーフテストというものがあります。

チーフとして必要なスキルが身についているか総合的に判断し、合格であれば教室チーフに昇格です。

その次は教務的な知識がきちんと備わっており、他教室の手本となるような教室運営ができていることが確認できたらシニアチーフに上がります。

さらに10教室前後をマネジメントするエリアマネージャー、40教室弱ほどのマネジメントを担当するブロックマネージャーと進んでいきます。その上には部長、本部長と続きます。

—早い方だと何年ぐらいでエリアマネージャー、ブロックマネージャーあたりまで昇進するものですか?

私は2年目からエリアマネージャーを任せてもらいました。これは比較的早い方だと思います。あと今ブロックマネージャーをされている方で、入社4年目で就任したケースもあります。

平均すると大体3年でシニアチーフに上がり、そこからまた3年でエリアマネージャーに上がり、4~5年でブロックマネージャーに上がるのが平均的です。

—早いですね。成果を出して活躍されている方はどんどん次のステップに引き上げていくという風土があるのですね。

そうですね。

新卒であろうが中途であろうが関係なく、成果を出しているかどうかをはじめ様々な部分から評価します。

—例えばエリアマネージャーやブロックマネージャーになると、年収はどのくらいになるんですか。

エリアマネージャーで大体600万円前後、ブロックマネージャーで700万円前後くらいになるイメージですね。

企業の一番の魅力は「社員の人柄」

—貴社の採用サイトの「入社の決め手ランキング」1位が「社員の人柄」となっていたのですが、どういう人柄の方が多くて、どういう部分をいいと思っている方が多いのか教えてください。

私自身も「成学社ってどういう会社ですか?」と聞かれた時に、「人がいい」ということはお伝えしてるんです。

私自身が感じる「人がいい」というのは、社長も含めて取締役もそうなんですけど、全員現場出身だということなんです。

全員が教室チーフとして生徒の面倒を見てきたので困っている人がいた時に放っておけないんですよ。そういう人の集まりなんです。

ですから新しい人が入ってきたら「こういうところで自分は困ってたしきっと困るんだろうな」と感じたときに「大丈夫?」と、確認が入るから、結果的には「人がいい」と感じさせるのだと思います。

—現在採用をしている方にも、そういった側面を求めているのでしょうか。

そうですね、それはあると思います。やはり我々の文化でもあるので、そういったところにマッチする人ですね。

「自分はされたけど部下はいいや」みたいな、自分のことだけを考えるというようなタイプの方はおそらく合わないと思うんですよね。自分のことを中心に考える方は結局子供たちが心を開かないと思うんです。

「あなたのために」とか「あなたをどうにかしたいんだ」というメッセージを送っていれば、子どもたちは「この大人だったら、この先生だったら信用できるな」と感じ、今まで言えなかったような悩みを相談するきっかけにもなると思うので。

—面接の時とかって当然皆さんよく見せたいじゃないですか。だから自分だけいいっていう感じは絶対出さないんじゃないかなと思うんですよ。その中でカルチャーマッチ度をどうやって見極めているのでしょうか。

中途採用の方であれば、これまでどういう成果を出したのか、そのためにどういうアプローチをしたのか、どう仕事に取り組んでいたかを確認しています。その回答から見えてくる部分はあると思いますね。

—逆にミスマッチになりがちなのはどのような方でしょうか。

「自分は裏方とかバックヤードが合ってるんです」という方っていると思うんですよね。

例えば個別指導の教室チーフの役割を想像して「授業をやるのは非常勤講師で、教室長はシフト管理や給与管理などの事務職ですよね」と思って来られる方というのは一定数いるんです。

しかし実際には全く違います。もちろんそういう要素もあるんですけど、やはり自分が中心となって講師、生徒、保護者へ積極的に働きかけて変えていかないといけないので、受け身の方というのはどうしても合わないと思うんです。

採用責任者が描く教育業界の未来

—安富様が採用責任者として今後ますます頑張っていきたいのはどんな部分でしょうか。

採用に限らず人事の領域全体を含めると、やはり学習塾業界は異業種に比べると働き方が先進的ではない部分があると思っています。

ですから、いい人材が塾業界にたくさん入ってくるきっかけとなる先進的な会社になれたらいいですね。

今働いてくれている社員自身が「この会社選んでよかったな」と感じ、人生が豊かで生き生きしていないと、子どもたちが「こんな人になりたいな」と憧れる存在にはなれないですよね。

—最後に教育業界でキャリアを検討してる方に向けてメッセージをください。

今回のインタビューで当社に興味を持っていただきましたら、ぜひご応募ください。

まだ志望理由が固まっていない方もいれば、実際こういう部分はどうなんだろうと疑問をお持ちの方もいると思いますが、面接でぜひ質問してください。

お互いのイメージをすり合わせながら面接の中で志望度を高めていただいても構いませんので、まずはご応募いただけたらと思います。

よろしくお願いいたします。

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この記事の監修者

Education Career 編集部

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