2024-07-09 2025-01-28
学習指導員から教育系ベンチャー企業へ転職【転職者インタビュー】
弊社(株式会社ファンオブライフ)は、教育業界専門の転職エージェント「Education Career(エデュケーションキャリア)」を運営しています。
今回はEducation Careerを利用して公立学校の学習指導員から、教育を通じた街づくりを目指す企業へ転職された太田さんに、転職活動で大変だったことや、企業に熱意を伝えるために行った工夫などをお聞きしました。
教育業界での転職を検討している方、またすでに転職活動を行っている方は、ご自身の転職活動の参考にぜひお読みください。
この記事の監修者
村田浩輝
大手通信教育、オンライン教育、スタートアップなど多くの企業への転職成功実績を持つキャリアアドバイザー。EdTechや教育業界での最新の知見に詳しく、専門性を活かした独自の求人提案に強みを持つ。千葉大学教育学部卒。前職はウェディングプランナーでトップセールス。2児の父。
目次
システムエンジニアとして入社するも希望しない経理部に異動
—まずは簡単に自己紹介をお願いします。
太田正隆(おおたまさたか)といいます。
北海道大学の水産学部を卒業後、新卒でシステムエンジニア(SE)として就職しました。
その後、グループ親会社の経理部に配属され、転職を検討しながら退職後に公立学校の学習指導員として働いていました。
それからEducation Careerを利用して現職に転職し、教育事業に携わっています。よろしくお願いします。
—SEから教育事業に転職されたのは、どういった背景があったのでしょうか。
もともと大学進学をする際に教育大学を検討していたのが一番の背景です。
当時、SEとして採用されたのち会社の都合で経理部に配属されたのですが、その業務が自分に向いていないと感じ悩んでいました。
そこで「自分がやりたいことはなんだろう」と考え直した際、高校時代に教育を志していたことを思い出し、思い切って教育業界に挑戦してみようと思ったんです。
それで会社を辞めて、学習指導員として働きながら転職活動をしていました。
学習指導員として公立学校でアルバイト

—学習指導員というと、教員とは立場が異なりますが、具体的にはどのような業務を担当していたのですか?
公立学校教員の教務の補助が主な業務でした。
学習指導員という名前どおり授業の補助もします。私は特に理科の実験の補助や、その準備作業を教員と一緒に行っていました。
他にも保護者に配布するプリントの作成やイベントに使う動画作成など、業務内容は多岐にわたります。珍しいところでは、前職の経験を活かし、ICT教育の導入に際してオリエンテーション資料の作成をしたこともあります。
—かなり包括的にサポートをするんですね。学習指導員として働きながら、転職活動もしていたのはなぜですか?
前職を辞めた当初は教員を目指していたため、学習指導員として働きながらも教職の単位を取得し、教員採用試験にチャレンジしました。
しかし残念ながら試験には一度落ちてしまったため、教員以外の選択肢も探してみようと思い転職活動を始めました。
転職サイトでの情報収集から転職活動をスタート
—転職活動を始めるにあたって、まず何に取り組みましたか?
僕は現在29歳で、正社員を目指すにはギリギリの年齢だと感じていました。
ですので、まずは転職サイトで興味がある教育に携われる求人を中心に応募していきました。
—はじめは転職エージェントではなく、転職サイトで求人を探していたんですね。
そうですね。
最初は「まず応募してみよう」という感じで求人広告媒体から始め、その後Education Careerをはじめエージェントサービスも活用しました。
—転職エージェントは何社ほど利用しましたか?
3社ですね。Education Career以外では、ジョブキタとハタラクティブに相談していました。
転職エージェントによって紹介を受ける軸を変えて相談した

—Education Careerは教育業界特化型のエージェントですが、他サービスでも教育系の求人に絞って紹介を受けていたのでしょうか。
他のエージェントでも教育を軸に求人を探してもらっていました。
ただEducation Career以外では「教育に興味がある」と伝えても、教育系の求人はあまり多くないと言われてしまって。
地元である北海道で働きたいというのが僕の転職のもう一つの大きな軸でしたから、他2社の転職エージェントには地元で働ける求人を中心に探してもらっていました。
—紹介されたうち、何社ぐらい書類選考に応募しましたか?
20社に届かないくらいですね。
—そのうち何社ほど選考に進みましたか?
だいたい半分ほどは落ちてしまっていました。
2年間、教職免許を取得するために通信大学で学びながらフリーターとして学習指導員をしていたので、その職歴がネックになって書類で落ちてしまうことが多かったですね。
地域貢献ができる企業を志望
—どのような企業にエントリーされたのでしょうか。
地元の有名企業や、地域貢献に力を入れている学習塾を調べてエントリーしていました。
いわゆるCSR活動など地域貢献を重視している会社に魅力を感じていたため、特に注目していましたね。
—現在お勤めの企業には、どういった点を評価されて内定が出たとお考えですか?
自分が入社したらやりたいことを、面接の場で具体的に話したことが大きかったのではないかと思います。
事前に会社のことを調べて「この会社ならこういうことができそうだな」と考え、それを面接の時に伝えたことで、しっかり入社後のイメージを持っている良い印象を持ってもらえたのかなと。
現職に応募するまでは、大きな会社の選考をよく受けていました。しかしそこでは具体的なイメージを持つことが難しくうまくマッチしなかったのですが、ベンチャー企業の風土が自分に合っているんだと気づきました。
転職エージェントとの面談で思考を整理
—選考にあたって転職エージェントを活用していたかと思いますが、どのようなフォローを受けましたか?
面接が終わるたびにフォローのお電話をいただき、「選考でどのような話をしましたか?」と振り返りをしてくださいました。
振り返りを通じて「自分はこういうことが言いたかったんだな」と気づけて、思考がかなり整理できたと思います。
北海道の公設塾運営を通じて地域貢献に携わる

—入社しての感想はいかがですか?
とても楽しいです。
割と自分のやりたい仕事を裁量を持って進められているので働きやすいですし、非常に興味を持って仕事に取り組めています。
—地元の北海道で教育を通じた街づくりに携わっているとのことですが、現在はどのようなプロジェクトに関わっているのですか?
現在は「公設塾」と呼ばれる、地方自治体が設置・運営する塾のプロジェクトに関わっています。
公設塾の実運営は民間企業に委託されることが多く、現職企業も自治体から受託して運営を行っています。
私は塾講師として指導を行うほか、地域全体の教育事業に対するサポートもしています。
—公設塾は無償で利用できるのですか?
教材費など多少負担していただくものもあります。しかし一般的な塾と比べたら、圧倒的に安価で通えますね。
—経済格差や地域格差が大きいエリアでも、公設塾になら子どもたちが通えるというのは、まさに地域の教育を支える重要な取り組みだと思います。
これこそまさに、地方が抱える課題の一つだと私は考えています。
勉強の質や機会が不均衡なエリアに塾を設置することは、勉強が苦手な子供でも勉強に取り組むきっかけを提供するために必要なことだと思います。
このような取り組みに携われることは非常にやりがいがありますし、楽しいですね。
職歴の空白や一貫性のなさは企業にマイナスイメージを持たれがち

—転職活動を振り返ってみて、特に大変だったことはなんでしょうか。
大変だったのは、年齢的な部分と職歴の空白です。この二つがかなり重くのしかかっていました。
企業に熱意を伝えることができても、これまでのキャリアと転職先の業種に共通点がなかったり職歴に空白があったりすると、それだけで採用をためらわれてしまうことがありました。
たとえば教育業界以外の企業に応募したこともありました。
選考の場でけっこう深くお話もできていたのですが、これまで教育業界で働いてきたのに別業界に移るので、「ちゃんと働いてくれるのか」と懸念されてしまったようです。
特に過去の行動や職歴から一貫性が見えないと、採用を行う企業には不安を与えてしまうのかなと思います。ですから、自分の行動や考え方に一貫性があるかを考えることが重要だと感じました。
転職先の明確なイメージがない人こそ転職エージェントサービスが有効
—転職活動において、こうしておけばよかったと思うことはありますか?
3社ほど転職エージェントを利用して、最初の面談を受けたことで面接でどう自己紹介するかや志望動機、希望職種などを整理できたことは大きなことでした。
自分の思考を整理するためにも、転職エージェントを利用するのは有効だなと感じます。
—もしまた転職することがあっても、エージェントサービスは利用しようと思いますか?
今勤めている企業は、転職エージェントの紹介がなければ見つけられなかったような会社です。
特に明確に「この会社に入りたい」というイメージがない人ほど、転職エージェントが保有している求人を見てみるのは一つの手段だと思います。
気軽に相談してみると意外な発見があるかもしれませんし、『棚ぼた』的に良い出会いがあるかもしれません。
今後もそういった機会を得るために、転職エージェントを活用していきたいと思っています。
—太田さんのこれからのご活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました!
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